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トヨタ式を逆輸入!シリコンバレー発「リーンスタートアップ」とは何か

2015年06月22日発行

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【 BBT大学メルマガ 】 2015年6月22日発行.


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(B)ビジネスで、(B)バリバリ、(TU)突っ走りたい人のBBTUメルマガ


こんにちは。

すっきりしない天気が続きますね。
湿気が多い季節なので、髪の毛がクリンクリンになる人が
いつもより増えたように思います。
この季節は「隠れクセ毛」が露呈しますよね。

「無くて七癖」なんてことわざもありますが、
髪の毛だけにとどまらず、どんな人間にも何らかの癖があるものです。

これを癖と取るか、もしくは個性と取るか。
そこが、ポテンシャルを開花させるか、潜在したままで終わってしまうかの
分かれ目となるのかもしれません。

世の中でイノベーションを興す人たちは、「無くて七癖」どころか
「有って四十八癖」くらいあります。
それくらいに皆、それぞれ変人です。

自分がひそかに恥ずかしく思う、人とは違う部分を受け入れて、
愛して、生かしてあげたいものですね。

それでは本日もどうぞよろしくお願いいたします。


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【1】トヨタ式を逆輸入!シリコンバレー発「リーンスタートアップ」とは何か
   ――今さら聞けないビジネス用語かんたん解説――

【2】BBT大学「リーン・スタートアップ・ハッカソン」
     2015年06月28日 (日) 10:00~18:30 東京・大阪同時開催

【3】東京・名古屋・大阪・福岡・オンラインにて説明会実施中! 
 

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【 1 】トヨタ式を逆輸入!シリコンバレー発「リーンスタートアップ」とは何か
     ――今さら聞けないビジネス用語かんたん解説――


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「今さら聞けない“ビジネス用語”かんたん解説」シリーズ、
今回は“リーンスタートアップ”を取り上げます。

米シリコンバレーで注目されている“リーンスタートアップ”。
リーン(lean)とは無駄がないという意味で、スタートアップは
皆さんご存知の通り新規事業創造のことですね。

つまり「無駄なコストをかけずに新規事業を成功に導く手法」
のことを言います。

「リーン」という言葉から、「リーンプロダクションシステム」と
英語で呼ばれるトヨタ自動車の生産方式のことを思い起こす方も
いらっしゃるかもしれません。

まさしく、“リーンスタートアップ”の名称は「トヨタ生産方式」に
由来します。

“リーンスタートアップ”はエンジニア出身のシリアルアントレプレナー
であるエリック・リース氏によって、2011年頃から提唱されるように
なった理論です。

リース氏は、紆余曲折の末にインターネットのコミュニケーションサイトを
運営するベンチャーの立ち上げに成功しました。 

その体験をもとに起業の手法論としてリーンスタートアップを
まとめている時、トヨタ生産方式について学び、自身の手法と、
製造工程において可能な限り無駄を省く「トヨタ方式」との間に
共通点を見出したそうです。 

日本の製造業は、1970年代から1980年代にかけて、製品の生産過程を
形式知化することで飛躍的な発展を遂げ、米国の製造業を打ち破り、
“Japan as No.1”という言葉に象徴されるような黄金時代を築きました。

その代表がトヨタであり、トヨタの在庫を極限まで抑えるjust in timeの
トヨタ生産方式は、米国で“Lean Manufacturing”と呼ばれ、米国の
様々な事業者の生産工程の革新のお手本とされました。

リース氏はこの「トヨタ方式」の流れを汲む「リーン生産方式」に出会い、
この各種概念をうまく応用すれば、起業に伴う様々な問題を解き明かす
ことができると思うに至ったと、著書で説明しています。

さて、ではこの起業に伴う様々な問題とはなんでしょうか。


■「どうやって作るか」ではなく「何を作るべきか」


ベンチャーの聖地とも呼ばれる米シリコンバレーですが、実は、無数に
生まれるベンチャーの中で大企業までに成長するのはほんの一握りであり、
大半は事業のアイデアや製品がものになることなく消滅していきます。

その様相を表す「せんみつ(1000のうち3つ)」という言葉さえあります。
成功するのは1000社に3社、つまり起業しても0.3%しか生き残れない
という意味です。 

この著しく低い成功率をいかに引き上げるかは、シリコンバレーにおいても
長年の課題でした。


リース氏が「リーンスタートアップ」を提唱するにあたり、成功率の低さの
理由として挙げたのは、起業家のビジョンのあり方そのものでした。

彼は現代を、
「生産技術(どうやって作るか)が生産物の発想(何を作るべきか)を
 追い抜いてしまった時代」
であると言います。

このような現代においては「どうやって作るか」よりも「何を作るべきか」
が肝要であると彼は考えます。

「何を作るべきか」は、消費者が欲しいものでなければなりませんが、
現代は、消費者が欲しいもの、つまり「消費者に価値を生み出すサービス」
が何なのかを探知するのが難しく、そして、
「これを正しく探知することこそが事業の開発にとって最重要項目である」
と彼は言います。

しかし伝統的なシリコンバレーの発想では、このビジョン「何を作るべきか」
は起業家の直観力の賜物であり、これこそがイノベーション、天啓、着想、
起業家のセンスの問題と考えられてきました。

リース氏はこの考えに異を唱え、そのような考えが労力・資金を投じて
無駄な製品・サービスを多く生み出してきた諸悪の根源ではないかと
問題提起したのです。

その上で、直観・天啓を基礎とした領域を科学的に分析し、イノベーションの
過程を形式知化し、事業開発時のムダを排除することで、より効率的に
イノベーションを起こすことができると考えたのです。

リース氏は発想の根幹から「トヨタ方式」に倣っているのですね。


■地図を捨ててコンパスを頼りに進む


さて、その“リーンスタートアップ”の実際の進め方ですが、ポイントは、
新たな事業を小さく始め、成功しそうかどうかを早期に見極め、芽がないと
判断したら即座に製品やサービスを改良したり、事業の内容を一新したりし、
軌道修正を繰り返すことにあります。

傷が浅いうちに進路を変更し、重傷を負って事業そのものが継続
できなくなる事態に陥るのを防ぐためです。
こうしてチャレンジを続け、成功へと摺合せていきます。 

分かりやすく表現すると「地図を捨ててコンパスを頼りに進め」と
いうことでしょうか。

生産技術(どうやって作るか)が生産物の発想(何を作るべきか)を
追い抜いてしまった現代において、イノベーションに必要なコストは劇的に
下がっています。

あるプロダクトを生み出し、それを成功に導くまでの「地図」を描こうとすると、
その作業だけでプロダクトを開発する以上のコストがかかってしまう。

そして、地図ができたとしても、イノベーションが急速に進む今の世の中では、
プロダクトを開発している途中でゴールが変わり、地図そのものが陳腐化する
可能性が高い。

こうした状況下においては、むしろ地図をはじめから持たず、市場の変化を
敏感に感じ取るコンパスを手に、柔軟にプロダクトの方向性を変えていった方が
良い、ということなのですね。

つまり“リーンスタートアップ”とは、事業(イノベーション)を実現するために
考え出された仮説(ビジョン)に基づき、その仮説の正否を検証するための
仕組みを構築し、検証による学習から方針転換・継続を決定する運営手法なのです。

そして、その肝として、検証のサイクルを最小化することを非常に重要視します。
つまり、この仮説の検証を指標に製品開発を進めるという「リーン生産方式」の
応用的な運営手法なのですね。


“リーンスタートアップ”の真骨頂は、開発費用以上に「測定のプロセス」を
「リーン」している点にあります。

測定のプロセスというのは、「何をやるべきか」よりも「何をやらざるべきか」を
確定するためのプロセスです。
そして、その作業はチームに現実から目を背けさせない厳しさが求められます。

測定の「ものさし」は起業家が定めていますが、起業家は往々にして、この
「ものさし」に自己の仮説の検証に有利な測定基準を用いてしまいがちです。
これでは成功に摺合せる検証・学習がなされません。

ではどのように、自分に都合の良い「ものさし」設定から脱却すれば
良いのでしょうか?


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【 2 】BBT大学「リーン・スタートアップ・ハッカソン」
     2015年06月28日 (日) 10:00~18:30 東京・大阪同時開催


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この「ものさし」の設定方法も含め、実践を伴って「無駄のない」
「新規事業創造手法」を理解できるのが、
「リーン・スタートアップ・ハッカソン」です。

昨今、起業等への意識の高まりから、アイデアソンやハッカソン、
ビジネスコンテストという言葉を耳にする機会が増えていますが、
アイデアを出すだけで終わってしまうことが多いのが実情です。

そこで、ビジネスアイデアの実現化を目的に、ハッカソン形式を取り入れた
開発型ビジネスコンテスト「リーン・スタートアップ・ハッカソン」を
開催します。

本コンテストは2015年6月28日(日)のアイデアソンを皮切りに、
7月5日(日)にハッカソン、8月30日(日)に結果発表会を予定しており、
2カ月間にわたる全く新しい「ニーズ検証型」のビジネスコンテストです。

全て東京と大阪2カ所で同時開催され、会場同士を中継で結びます。


BBT大学サイドのメンターは「IT Future Session」でもお馴染みの
本学講師陣、須子善彦、市角壮玄、上野大樹の三人です。

適切なニーズ検証の過程を経ることで継続的にモノづくりできる環境を
整え、クオリティの高いビジネスプランを作る機会を提供します。


■参加カテゴリー

エンジニア、デザイナーまたはプランナーとして、どなたでもご参加頂けます。

・エンジニア:コードを書いてみたい方。

・デザイナー:絵を描くのが好きな方。

・プランナー:本気で実現したいビジネスアイデアを持っている方。
       または、過去にハッカソンに参加してはみたけれど、
       1日限りで終わってしまってまだ事業化に至っていない方など。


■賞品

1. BIC、VCからの投資
2. メンター賞
3. ハッカソン特別入試
4. 講義無料視聴(リーンスタートアップなど)
5. 賞状+粗品(オーディエンス賞)


■ハッカソンとは?

ハックとマラソンを合成した造語。 1日でひとつの新しいサービスや
プロトタイプなどを作り上げ、壇上で聴衆にプレゼンする短時間勝負の
チーム戦です。
チームで意見を交換しながらその日のうちにプログラミングまで行い、
ビジネスのプロトタイプを作成します。


【詳細はこちらから】
http://goo.gl/9Gu4gY


BBT大学にはリーンスタートアップに関連した科目も数多くあります。
一部をご紹介します。


【リーン事業創造実践】
http://goo.gl/cIQvXl


■担当教員(飯野将人)
 http://goo.gl/lzFCVh


■担当教員(堤孝志)
 http://goo.gl/tCnp1A


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【 3 】東京・名古屋・大阪・福岡・オンラインにて説明会実施中! 
 

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BBT大学では、無料の説明会・個別相談をご案内しております。
目的やご事情に近いものをご選択の上、お気軽にご予約ください。

 
<説明会日程情報>
 
6/24 (水) 20:00~21:30 オンライン
6/25 (木) 19:30~21:30 東京
7/01 (水) 20:00~21:30 オンライン
7/02 (木) 19:30~21:30 東京
7/04 (土) 10:00~11:30 オンライン
7/04 (土) 14:00~16:00 東京

■詳細・予約はこちらから
 http://goo.gl/ebrZB0
 

上記日程以外でも、お問い合わせ・個別相談を承っております。
フリーダイヤル 0120-970-021(平日 09:30~17:30)
 
本メールからそのままご返信いただいても大丈夫です。
BBT大学に関するご質問・ご相談等、どうぞお気軽にご連絡ください!


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 本日のBBTUメルマガは以上です。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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■お問い合せ先 (お気軽にご連絡下さい)

BBT大学(ビジネス・ブレークスルー大学)
E-mail:bbtuinfo@ohmae.ac.jp

TEL:0120-970-021
( 平日:月~金9:30~17:30 )

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