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GoProの事例に見るブルーオーシャンの創出と市場の廃退について

2015年10月25日発行

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【 BBT大学メルマガ 】 2015年10月25日発行.


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(B)ビジネスで、(B)バリバリ、(TU)突っ走りたい人のBBTUメルマガ


こんにちは、BBT大学企画広報室の河野です。

昨晩は風が凄かったですね。木枯らし一号だったそうですが、
昨晩を境に本格的に冬に向かっていくということでしょうかね。

皆さんいかがお過ごしですか。
筆者は先日BBT講師の案内で、とあるワークショップに参加しました。

それは、自分が本当にしたいことは何なのかを、幼少期からの自分の
人生を掘り下げていくことで炙り出していくという趣旨のものなの
ですが、この「掘り下げて紙に文章として書き出す」という作業が、
非常にしんどいものでした。

実際に書きしたためるしたためないの前の段階、つまり自分の過去を
文章として整理しようとする行為そのものが、自分の傷を強制的に
思い起こさせるトリガーになるのです。

ですが、その掘り下げをしていくことで、なぜそのことをしたいと
思うようになったのかの根幹が見えてくるようになり、本心が整理
されていきました。

またこのワークショップは、各人が発表した内容に対しコメントを
書いて渡さなければならないのですが、そのコメントを読む、また
相手に書く行為によって、より自分自身を顧みる機会を得られました。

こういう啓発系ワークショップに対して、基本的に筆者は斜めに
構えるタイプだったのですが、思いのほか収穫ありでした。

大きな目標や志がありながら、なかなかそれに着手できないでいる
方にはお勧めのワークショップかもしれません。

詳細を知りたい方はお気軽にこのメルマガにご返信ください。

それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。


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【1】GoProの事例に見るブルーオーシャンの創出とその廃退について
   ――今さら聞けないビジネス用語かんたん解説――

【2】今秋新設科目紹介第七弾!「Essential English」シリーズ

【3】BBTUカフェ!在学生・卒業生と交流しよう&説明会
   2015年11月05日 (木) 19:30~麹町校舎ラウンジにて開催


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【 1 】GoProの事例に見るブルーオーシャンの創出とその廃退について
     ――今さら聞けないビジネス用語かんたん解説――


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「今さら聞けない“ビジネス用語”かんたん解説」シリーズ、
 今回のワードは“ブルーオーシャン”です。

これは、INSEADビジネススクール教授のW・チャン・キムと
レネ・モボルニュが著したビジネス書『ブルー・オーシャン戦略』
の中で述べられている、経営戦略論に登場する概念のことです。

「ブルーオーシャン戦略」とは、競合と血みどろで戦っている
既存市場(レッドオーシャン)から抜け出し、まだ生まれていない
未開拓市場(ブルーオーシャン)で戦うことを提言したものです。 

レッドオーシャンでは、各社がしのぎを削って市場のシェアを奪い
合い、次第にコモディティ化が進み、競争はさらに激しくなって
いきます。その中で競合を倒そうとすると、かなりの経営資源を
費やすことになります。

対し、ブルーオーシャンは市場として未開拓なので、利益の伸びを
大いに期待できます。

またレッドオーシャンでは、競合と市場のシェアを奪い合うので、
差別化と低コスト化が要となります。
ゆえにレッドオーシャン戦略では、差別化戦略と低コスト戦略は
二者一択であり、両立することは基本的にありえませんでした。

しかしブルーオーシャン戦略では、差別化戦略と低コスト戦略を
同時に実現しながら、市場を作り出すと言われています。

これはブルーオーシャンが、市場を再定義し既存の事業の境界を
引き直すことで創出されるものであり、また、基盤となる技術が
既にあり、技術刷新の産物ではないことによるものとされています。

そしてこのブルーオーシャンを創出するのに欠かせないアクション
として、以下の4つが挙げられています。

・取り除く
 業界常識として備わっているもののうち、取り除くべきものは何か

・増やす
 業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か 

・減らす
 業界標準と比べて思い切り減らすべき要素は何か

・付け加える
 業界でこれまで提供されていなかったもので、今後付け加える
 べきものは何か 

シルク・ドゥ・ソレイユや任天堂のWiiなどは、上記4つのアクション
によって既存市場に境界を引き直し生み出された、ブルーオーシャン
の代表的な成功事例です。

ではここで、デジタルビデオカメラ業界が衰退の一途を辿る現在に
おいても業績を伸ばし続けている「GoPro」について見てみましょう。


■GoProを開発したシリコンバレーのベンチャーWoodman Labs

2014年4月に「大前研一ライブ」のRTOCSで取り上げられた「GoPro」
ですが、アクションカメラの先駆けとして2002年に創業したベンチャー
であるWoodman Labs社はシリコンバレーにあります。

この会社の事業は、アクション・スポーツカメラとそのアクセサリーの
製造販売です。

Woodman Labs社がアクション・スポーツカメラに事業を特化させた
背景に、デジタルカメラがムービー機能を取り込んだことによる、
デジタルビデオマーケットの衰退が挙げられます。

そしてそこに着目したWoodman氏は、デジタルビデオを専門にし、高角度
かつデジタルカメラに付随する雑多な機能を省いたものを創ったのです。

そうして生産台数ベースで世界シェア2位(28%)となり、SONY(33%)、
Panasonic(13%)、JVC-KENWOOD(9%)、CANON(4%)と日本の独壇場で
あったデジタルビデオカメラ業界の牙城を侵食するまでになりました。


■GoProがブルーオーシャンを創出した背景

このGoProの特徴ですが、


・アクション・スポーツシーンの撮影に特化
・小型・軽量・高画質に機能を集中
・マウントアクセサリーが豊富で、ハンドフリーで様々なシーンに対応

が挙げられます。
ここに躍進の理由が見えてきます。

・アクション・スポーツシーンの撮影に特化
 →市場の創出
 プレイヤー視点でスポーツシーンを記録という新しいニーズを創出した

・小型・軽量・高画質に機能を集中
 →低価格の実現
 必要最低限の機能に集中し、汎用部品・技術の組み合わせで低価格を
 実現した

・マウントアクセサリーが豊富で、ハンドフリーで様々なシーンに対応
 →SNSの浸透
 様々なシーンをSNSを通じてユーザーが公開することで、世界的に波及
 広告宣伝費を大幅にカット

<YouTube GoPro>http://goo.gl/shBtNP

既存市場に境界を引き直し、「取り除く」「増やす」「減らす」「付け加える」
を吟味したことで、新しい市場が創り出された訳ですね。


■ブルーオーシャンからレッドオーシャンへ

しかしながら、もともとは日系大手企業の専売特許分野であったデジタル
ビデオカメラ業界です。日系大手企業は資金も技術力もあります。
GoProに倣い、アクションビデオカメラ事業に参入することは当然の流れ
だと考えられます。

というのも、未開拓の市場は、開拓された途端に既存市場となるからです。
過去、数々のブルーオーシャン市場は、市場が開拓されるや否や競合が
ひしめくレッドオーシャンと化していきました。

レッドオーシャンの中からブルーオーシャンが生まれたのですから、
逆もまた然りですよね。


■差別化と今後の戦略

そこで今後どのようにGoProが他社と差別化を図っていくかですが、当面は
先駆者としてのブランド力と顧客サービス、また用途拡大(ドライブレコーダー
といった業務系分野)で勝負するのが良いと大前学長は述べています。

ですが、市場のサイクルである「導入期」「成長期」は上記の策で良いが、
「成熟期」に差し掛かったら「衰退期」に移行する前に、資金や技術があって
アイデアがない大手企業にバイアウトするのが安全であると提言しています。

デジタル家電のサイクルは短く、安定成長が困難な分野なので、ベンチャーは
体力がないから無理しない方が良いという見解です。


■ブルーオーシャンの正体とは

このように、ブルーオーシャンは「導入期」「成長期」までは青い綺麗な海
でいられますが、結局は赤い血の海の中に埋没し、最終的には廃退していく
運命にあります。

むしろ青い海のままでいるということは、そこに栄養素がないため生物が
集まらない、つまり市場として成り立たないとも言えるのです。

ブルーオーシャンは企業家であれば誰もが夢見るものですが、内容を理解
すればするほど、桃源郷なのかもとしれないと思わされる戦略論です。


参考

『ブルー・オーシャン戦略』http://goo.gl/y32MNx
 ブルーオーシャンが何たるかが正しく理解できる本。

『〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略』http://goo.gl/vFgkaJ
 ブルーオーシャン戦略が唱えられる大本となった、経営戦略論について書かれた本。
 この理論がないと、ブルーオーシャン戦略は反証として成り立たない。
 

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【 2 】今秋新設科目紹介第七弾!「Essential English」


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今週ご紹介する秋期新設科目は「Essential English」です。

この科目は、「書く」「話す」「聞く」「読む」の技能ごとに4科目で
構成されており、英語の語感・リズム・発話に慣れることを通して、
「グローバルな舞台における実践」の土台となる英語基礎力を効果的に
習得するための科目群です。

この「Essential English」シリーズは全て「自ら発信する」ことを
念頭に置いて設計されており、基礎力を徹底的に身につけることで
英語への苦手意識を払拭し、仕事に役立つ実践的な英語力を習得する
バックボーンを作ることを目的としています。

グローバルに活躍できる人材育成を掲げている本学ならではの、
「仕事で結果を出すための英語」の科目です。


■科目概要■

「Essential English Writing」

・特徴:あらゆる英語表現の土台となる「基本文型」を確実にマスターし、
「書く」力をつけることを目的とした科目。イラストを用いて、実際の
生活シーンを想定したクイズ感覚の練習問題を中心に構成されている。

日常生活に即したシチュエーションを題材に「書いて、話す」意識づけを
行うことによって、今すぐに「使える英語」を身につけることができる。

・担当教員:山田 暢彦 http://goo.gl/lBgamh

・シラバス「Essential English Writing」http://goo.gl/JAISOG


「Essential English Speaking」
 
・特徴:
 汎用性の高い「コアフレーズ」を徹底的に発話する練習を通じて、
「話す」力をつけることを目的とした科目。様々な状況で幅広く使える
フレーズや表現を習得する。

まずは解説を聞き、その後に日本語から英語へ「即座に言い換える」
訓練を反復して行うことで、スピーキングの基礎力を養成する。
約10種類のゲームが用意されており、楽しみながら発話練習に取り組む
ことができる。

・担当教員:Steve Soresi http://goo.gl/5LQSgh

・シラバス「Essential English Speaking」http://goo.gl/2xfnUq


「Essential English Listening」

・特徴:
シンプルな発音のコツを使って「ネイティブの感覚」を身につけ、
「聞く」力をつけることを目的とした科目。

発音とリスニングの能力には密接な相関関係があるという見地から、
発音記号を使わない「簡単に実践できる発音矯正」を行い、自然に英語
本来の音に対応できる力を養う。

発音を学ぶ題材として洋楽や洋画を紹介するなど、楽しみながら英語を
聞く力を伸ばすことができる。

・担当教員:花田 徹也 http://goo.gl/x6tdH7

・シラバス「Essential English Listening」http://goo.gl/UXjlhs


「Essential English Reading」

・特徴
 英語で書かれた1冊の短い小説を「読み切る」ことを通じて、「読む」
力をつけることを目的とした科目。
本を読む過程で、ネイティブスピーカーの朗読を聞き、「筆写」と「音読」
を行う。

英語のお手本を聞くこと、英語の原文を書き写すこと、英語を声に出して
話すことにより、4技能のすべてを駆使して能動的に英語を読む姿勢を体得
することができる。

・担当教員:青野 仲達 http://goo.gl/RcCAKx

・シラバス「Essential English Reading」http://goo.gl/taYTg7


<科目詳細はこちら>
http://goo.gl/RB4Xgy


今後も注目の新設科目をこちらで紹介していきます。
どうぞお楽しみに!


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【 3 】BBTUカフェ!在学生・卒業生と交流しよう&説明会
     2015年11月05日 (木) 19:30~麹町校舎ラウンジにて開催

     
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ビジネス・ブレークスルー大学麹町校舎にて、BBTUカフェを開催します。


BBT大学への入学を検討している方に向けての「BBT在学生との座談会」
です。通常の説明会とは異なり、BBT大学生との交流がメインです。 

-BBT大学で学んだことは、将来や今の仕事に直結するの?
-BBT大学の授業のレベルは?
-仕事と両立できるの?
-どんな人たちと一緒に学べるの?
 
入学検討者が疑問を抱くであろう上記のような質問に対して、
BBT在学生が本音で答え、そして自らの学生生活を語ります。
また、質疑応答の時間も設けています。

説明会に参加された方全員に、BBT大学の教科書をプレゼント!

※大前研一学長の担当科目 「グローバル経済と経営」にて使用
※著書タイトルは未定です。当日までのお楽しみに!
※説明会参加後の「アンケート」への回答をもって「参加」と
 判断させていただきます。

<BBTUカフェの詳細はこちら>
http://goo.gl/nSvMuc


【説明会日程情報】

BBT大学では、無料の説明会・個別相談をご案内しております。
目的やご事情に近いものをご選択の上、お気軽にご予約ください。

10/28 (水) 20:00~21:30 オンライン
10/29 (木) 19:30~20:30 東京    少人数制
11/04 (水) 20:00~21:30 オンライン 
11/05 (木) 19:30~21:30 東京    BBTUカフェ  
11/07 (土) 14:00~16:00 東京
11/20 (金) 19:00~20:30 福岡
11/21 (土) 10:30~12:00 名古屋
11/21 (土) 16:00~17:30 大阪 

<詳細・予約はこちら>
http://goo.gl/mzFQ63
 

上記日程以外でも、お問い合わせ・個別相談を承っております。
フリーダイヤル 0120-970-021(平日 09:30~17:30)
 
本メールからそのままご返信いただいても大丈夫です。
BBT大学に関するご質問・ご相談等、どうぞお気軽にご連絡ください!


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 本日のBBTUメルマガは以上です。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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■お問い合せ先 (お気軽にご連絡下さい)

BBT大学(ビジネス・ブレークスルー大学)
E-mail:bbtuinfo@ohmae.ac.jp

TEL:0120-970-021( 平日:月~金9:30~17:30 )

ホームページ:http://bbt.ac
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配信停止はこちらから:https://area34.smp.ne.jp/area/cl/1902483/G4SVedfbEV58/M?S=leqdo6mften
				
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