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卒業生インタビュー  宗野永枝さん

宗野永枝さん

総合事務用品メーカーの総務部門に勤務する宗野さん。会社からは、宗野さんがBBT大学で学ぶことが部署の雰囲気を変えていき、好循環を生み出していったと言われるようになったとのこと。彼女がBBT大学を通して周りの人たちに与えた影響とは何なのか。その全容を探りました。

宗野永枝さん

自分への不甲斐なさを抱える日々、
そして目に止まった
「ゼロからスタート」の言葉

現在は総合事務用品メーカー会社の総務系の部署に所属しています。その前はNGOで会計の仕事に就いていました。BBT大学の存在を知った最初のきっかけは、友人がFacebookで「いいね!」を押していたことからです。当時は現在の会社に転職して三年目で、東日本大震災が起きて間もない頃でした。当社は東北にも支社があり、自社もお客様も甚大な被害を受けました。総務は事業を継続していくうえでの組織のサポートを担う部署なのですが、私は、現場の方々が頑張っているのに対し直接的な貢献をできていないことに不甲斐なさや無力さを感じていました。そんな時に目に止まったのが、BBT大学の「ゼロからスタート」という言葉でした。そのキャッチフレーズに惹かれ、改めて学び直したいと思い、入学を決めました。

共通の認識、理解、価値観が構築されるAirCampus
通学制にはない、学友との相互理解に至る速さ

オンライン大学の良さは、いつでもどこでも学べること、文字ベースでじっくり議論ができることです。これらはBBTに集まる多忙な学生にとって、手段として優れている点だと感じます。なぜなら、短い文章で相手に正しく意図を伝えることを心がけるようになるので、簡潔で論理的な文章を書く力が磨かれるからです。会社で報告書などを提出した際に、上司から「文章が上手くなった」と褒められることもありましたが、その一因にオンラインでのディスカッションがあったと思っています。
そしてオンライン大学の最大のメリットは、オンラインとオフラインの両方で学友と繋がることができる点です。例えば、初めて会った人同士が話すとなると、互いを知るのに時間がかかります。ですがオンライン大学では、授業でエアキャンパスを通じて議論をしていく中で、各々の環境や立場から生じる悩みを語り合ったりしていくうちに、共通の認識や理解、価値観が構築されていきます。このように人となりを理解し合った状態で実際に会うと、初対面であってもまるで昔から知っている人と話しているような感覚で、相互理解のスピードがとても速いのです。この輪の繋がりと広がりの速さは、通学制にはない、オンライン大学ならではの良さではないかと感じています。

留学先でもBBTの科目受講を
同時進行でこなし両立
学びの限界を突破した二ヵ月間

BBT大学に入学してから沢山のことにチャレンジし取り組みました。その中でも特に大きな意味を持つ経験は、協定校であるペンシルベニア大学への二ヵ月間にわたる語学留学です。この経験は自分自身に色んな変化をもたらしましたし、周りにも影響を与えたように感じています。
まず、様々な人種・国籍の人たちと関わることが初めてでしたので、自分自身が当然としていた価値基準を大きく揺さぶられました。日本人的価値観が全く通じない世界に身を置いた二ヵ月間は、本来の多様性の意味を改めて自身に問いかける貴重な機会になりました。
次に、この留学のために私は会社を休職したのですが、それは我が社ではおそらく初めてのことでした。おそらく今の日本の会社では「留学するので二ヵ月間休ませてください」という希望はなかなか通りません。幸い理解ある会社と上司・同僚に恵まれ、二ヵ月のお休みをいただけたのですが、この私の行動は、周囲に「そういう選択肢もあるのだ」と思わせた一つの事例になりました。
そしてこの留学で私は、自分自身の学びの限界を突破するという経験をしました。というのもBBT大学では、この留学を理由に休学することはできないというルールだったのです。なので、現地で英語の授業を受け課題に取り組み、同時進行でBBT大学の課題やディスカッションに参加する、という目まぐるしい学習の両立を経験しました。これは仕事と学習との両立とはまた違った苦しさで、自分がどこまでやれるかという限界に挑んだ、BBT大学在学中における一番自分を追い込んだ経験となりました。この二ヵ月間をやり切れたことは大きな自信となり、仕事に対する積極性にも繋がっていったと実感しています。

得た知識を部署に共有するという行為が
周りに好循環を生むことに気付いた

入学して二年ほどたったころですが、学ぶことに手一杯になってしまい得た知識を実地に活かせずにいることに悩んでいました。周りの学生がすぐに実践し成果を出している話を聞く一方で、私は学びを自分の業務に結び付ける方法を見つけられていませんでした。ある教授から「あなたはもう少し前に出た方がいいよ」と言われたこともありました。しかし、私は率先して自分をアピールしようという発想にもならず、かといって緻密に何かをやることもできず、ただ焦る気持ちばかりが先走っていました。
そんなある時、BBT大学で学んだことについて部署内でプレゼンする機会をいただきました。「学んだことを少し還元してみたら」と上司からアドバイスを受けたことがきっかけでしたが、業務に直接役に立つのか疑問に思いながらのプレゼンでした。しかし部署の皆からは想像以上に前向きで好意的な反応をもらえました。そこで気づいたのが、単に個人が学んだことを部署に共有する行為だけでも知識を活かすことになる、ということです。
これを機に、その後は積極的に得た知識を還元しようという姿勢になり、そしてその後「周りに好循環を生み出した」と上司から評価をいただくことになりました。私がBBT大学に入り学んでいく中でポジティブに変化したことが、部内に良い影響を与え、周りを変えていく機会を作っていったと、良い意味で一石を投じる役目になったのかもしれないと思っています。

BBTとは、知識と経験を惜しみなく
与えるポジティブな磁場によって
「集合知」が形成される場所

BBT大学は不思議な磁場があり、とても前向きな人が集まっていると感じます。それは学生だけではなく先生やラーニングアドバイザーもです。前向きな人に囲まれた環境で多くのロールモデルに接するうちに私も影響を受け、自分の限界に挑戦すること対してワクワクするようになりました。そして失敗してもその中に自分の成長した点を見出し次に生かそうという気持ちを持つようになりました。
このようなポジティブな発想になったもう一つの要因は、学生がやりたいことを無条件で全面的にバックアップするという先生やラーニングアドバイザーの方々の姿勢を強く感じることが出来たからです。「惜しみなく我々の知識と経験を与えるから、是非頑張って実行してくれ」という熱い期待や応援をくださるのです。おそらく、BBT大学の先生は何らかの形で経営者という立場を経験されている方ばかりなので、自らが0から1を創り上げることの大変さと、そして面白さをよく分かっていらっしゃるのですね。つまり我々学生が何をやるかという内容よりも、何か新しいことを始めようという思いに対して支援したい、0から1の面白さを共有したいという気持ちがあるのだと理解しています。
この土壌がBBT大学の「集合知」を築き上げ、そして次々と起業にチャレンジする学生を生み出す所以なのだろうと感じています。

地元千葉の活性化と
多文化共生地域の構築に
BBTで学び修めた全てを活かしたい

いずれ仕事と並行しながらやっていきたいことがあります。教育学部時代に学んだこととBBT大学で学んだことを掛け合わせて、地元である千葉の活性化と、外国人が日本語を学べる場所の提供と、多文化教育の三つを結び付けることです。私が研究テーマにしていた在留外国人が千葉県に増えていることから、千葉を活性化する手がかりとして、日本に滞在する外国人のための情報センターを千葉に設置し、世界から多様な人間が集まるコミュニティを作っていきたいと考えています。今千葉市は一新塾出身の熊谷俊人氏という若い市長が、財政難のなか様々な施策を打っていますが、行政や自治体では手が回らない部分に民間の組織でサポートできる施設を置けば、千葉の活性化と多文化共生地域の構築に繋がっていくはずです。
今すぐに始められることではありませんが、BBTでも多くの声援をいただいたテーマですし、学び修めたことをより広い領域で活かすためにも、町の活性化と多文化コミュニティ作りという形に結実させていきたいです。

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