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BBT大学生インタビュー03

Student interview 03

2011年春入学 柴崎 太喜一(しばざき たきかず)氏

経営者としての問題解決に役立つので、
費用対効果は抜群。

会社の舵取りで頭を悩ませている時に、BBT大学と出会い。

――まずは、肩書きと経歴を教えて下さい。

柴崎現在は、花の販売や卸売を行う川崎花卉園芸の代表を務めています。もともと東京・八丁堀で民営の花市場をやっていた家系に生まれ、1986年に京橋生花卸売市場の代表になりました。1989年には都内に40以上あった民営の市場が、都営の中央卸売市場に集約されることになり、大田花卉という会社の取締役営業本部長に就任しました。大田花卉は、業界のエポックメイキングをしたことで有名になった会社です。オランダからフラワー・ダッチ・オークションシステムを導入して、日本で初めて人間ではなく、機械が競りをするようにしたのです。発足当時の取り扱い金額は70億円ほどでしたが、3年で200億円を超える市場になりました。私の人生目標は、花のマーケットをどう広げていくかということです。現在の生鮮食料品は消費者と生産者が近づきつつありますが、花のマーケットはダイレクトにつながらない仕組みになっているんです。中間流通が多すぎるために、本当の意味での消費者のニーズが生産者に伝わらないのです。それを近付けるためのインフラをつくろうと、6年勤めた大田花卉を辞めて花のネットビジネスを始めました。その当時、通産省の外郭団体がインターネットビジネスに対する実証実験の公募があり、その題材のひとつとして生花取引を採用してもらうことができました。ネット取引の先駆だったわけですが、その時のBtoCのビジネスモデルとして採用されていたのが楽天でした。その縁もあって、楽天で最初に花の事業を行ったのは私だったんですよ。全然売れなかったので、1年半でやめてしまったんですが、その後で楽天が大ブレイクしました(笑)。その後、買収を持ちかけられたのが、今の会社です。

――何だか教授のお話を伺っているような感じですが、どういうきっかけでBBT大学に入学されようと思ったのですか?

柴崎我が家は、家内が日経新聞を端から端まで読んでいるのですが、そこにBBT大学の入学案内が出ていて、「良さそうなので、息子を通わせてみたい」と相談されたんです。で、情報を集めてみたらミイラ取りがミイラになった(笑)。丁度、会社の舵取りに頭を悩ませている頃で、カリキュラムのすべてが自分のビジネスに役立つのではないかと思ったんです。1年半学んでみて、実務に役立つことばかりでしたよ。不思議な縁もあって、先生の中に高校・大学の同期がいたんですよ。入学式で私の名前を見つけて飛んできましたね、「何やってんだ?」と。「何やってんだも何も、これから勉強するんだ」と言ったら驚いてましたね。

経営者としての自分の判断が正しいことを確信!

――実務に役立った具体例を教えていただけますか?

柴崎中間流通を簡素化して川上と川下をつなげるために、単なる花の卸売事業ではなく、海外プロジェクトを立ち上げているのですが、そこでの意思決定にはBBT大学で学んだことが生きてます。川上戦略として、フィリピンのミンダナオ島にプランテーションをつくって花を生産しているのですが、これまでの花の卸売業者は、来たものを売るのが商売で、自ら生産に踏み込むことはありませんでした。川下としては、フランスのフラワーショップチェーン「モンソーフルール」と提携、国内13店舗を展開しています。消費者が自分の手で花を取って買えるなど、花との触れ合いを提供するというのが特徴です。BBT大学に入る前から進めていたプロジェクトですが、「中間流通は、卸売価格に対するマージンで利益を取っていて、そこにリスクはない。対して、端にいる生産者と消費者にリスクを負わせているところに問題がある」というのをマーケティングの授業で学んで、自分のビジネスが正しいことを確信できました。それから、英語の授業も役立っています。おわかりのように、私は熱く話すタイプだから(笑)、通訳を通して短くされるのが嫌なんです。「あんなに話したのにどうして?」と聞くと、「社長が言いたいのは、要はこういうことですよね」と通訳が言うんです。そりゃそうだけど、私の考えや思いの部分を伝えてくれないと、意味合いが全然違ってくる。それもあって、英語の重要性を痛感しているんです。

――経営者となると、学ぶ姿勢が普通の学生とは違うような気がしますね。

柴崎経営者でなければ感じとれない重要なポイントが、授業の中にたくさんあります。いくつになっても決して遅いということはないので、経営者でも入学すべきだと思っています。あとは、私たちみたいな中小企業の経営者にとっては、一緒に学んでいる学生の中に、ぜひうちに入社してほしいと思う人が結構いますね。それもBBT大学の魅力のひとつ。声かけてみようかと本気で考えることもあります(笑)。あとは、先生と食事してビジネスの相談に乗ってもらうこともあるんですよ。

「お前ならどうする?」という切り口の授業に意味があるんです。

――これからのお仕事のために、どのようなことを学ぼうとお考えですか?

柴崎実は、あと何年通ってもいいなと思ってるんです。経営者として、費用対効果にもメリットを感じていますから。3、4年となるにつれて、即戦力になる科目がまだまだあると期待しています。不思議なことに、社内で抱えている問題を解決してくれそうな授業がジャストタイミングで出てくるんですよ。それだけ実務に近いということなんでしょうね。

――今後のご自身のビジネスの目標や志を教えてください。

柴崎花はその国の文化と言われますが、もっともっと花を身近に感じられる社会をつくりたい。ヨーロッパや東南アジアでレストランに入ると、安いお店でも必ずテーブルに花がありますよね。そこから会話が始まったり、安らぎや潤いを感じたりできるんです。花を愛でていただく機会をどこまで広げられるかがビジネスの課題です。

――最後にBBT大学への入学希望者にメッセージをお願いします。

柴崎まずは、試しに講義を体験してほしい。現実に起きている問題を直視するチャンスがたくさんありますから。「こういう問題が起きているんだから、お前ならどうする?」という切り口の授業に意味があるんです。この問題には、こう対処しようじゃなくて、「自分で考えろ!」と言われているわけです。こういう現実的なヒントを与えてくれる学校なんてありませんから、自分がレベルアップするためにぜひ活用してほしいです。

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