グローバル環境でも戦えるメソッドをBBT大学で学ぶスロベニアの寿司職人 石川 洋喜さん グローバル経営学科 スロベニアの日本料理店料理長30代  スロベニア

石川 洋喜さん 画像1

スロベニアの日本料理店で料理長として活躍

現在、在スロベニア5年半超になります。私がスロベニアに来た時、国内に日本料理店は1軒だけだったのですが、現在は競合店も増え、アジア食材店が出来るなど、日本料理やアジア料理の裾野が広がっています。私が料理長を務める日本料理店においては、こちらのガイドブックの投票で「WORLD CUISINE部門」の1位を2年連続で頂けるようになりました。

在留邦人が100人程しかいない東欧の小国ですが、その分、日本人以外のお客さんにも日本料理や日本の食文化の魅力をアピールし、グループ店舗全体でスロベニアから中欧のレストラン業界を盛り上げていきたいと思っています。

夜のスロベニア市街

海外に興味がなかった高校時代

今となっては自分でも不思議な感じもしますが、最初に海外に行くチャンスが訪れたのは高校の部活でのオーストラリア合宿の時でした。当時は海外に興味が無く、親にも「行かなくていい」と言っていたほどでした。しかし、せっかくだからと親に諭されて行った3週間のオーストラリアで、それまでの私の価値観は180度変化しました。

「目に飛び込んでくる雄大な景色、街やライフスタイルの違いにも大いに刺激を受け、「海外って面白い!自分の知らない土地って面白い!!」というメンタルに切り替わってしまいました。その後、料理の専門学校に進み、和洋中・製菓の授業を受け、実家の寿司屋とは異なる和食の道に進む事にしました。そして、就職してからもいつかは海外で働いてみたいという思いを持つようになりました。

山岳遠景

未知の世界へ 一歩踏み出すための考え方

その後、オーストラリア、イタリア、スペインで料理の修業を積むことになりました。海外へ渡る決断をするときは正直迷いもありましたが、当時読んだ大前学長のインタビュ-記事で「若いうちは、色々な所にいって、様々な価値観に触れておいた方が良い」とい う言葉にも背中を押されました。海外生活の中でもスペインでの経験は印象的です。特別留学生としてお世話になったスペインの料理学校から「もう料理の経験はあるのだから、

私達が運営するスペイン各地のレストランで3ヶ月ずつ研修をしてきなさい」と言い渡されたのですが‥。これはもう素晴らしい経験の連続で、到着して2週間でスペイン国王主催のピカソ美術館のオープニングパーティーの手伝いに駆り出されたり、スペイン人学生にスペイン料理の指導をしたり、1年後には、3つ星レストランでの研修までさせてもらえることになりました。この秘密は「大前メソッド」にありました。当時は本を読む程度でしたが、大前学長が「まず、新しい仕事に取り掛かる時には、その仕事に必要な事をすべて把握してから取り掛かるべきだ」というような事を書かれており、それを実戦した結果、スペイン料理は全くの未経験だったにも関わらず、1年後にはその学校から1枠しかない3つ星レストランでの研修を経験させて貰えたと思っています。

夜のスロベニア市街

まさかのスロベニア。そしてBBT大学入学

帰国後、日本でスペイン料理店を開くつもりだということを日本の料理学校の先生に報告に行った所、「今、スロベニアで寿司職人を探していて、君が適任なんじゃないかと思うから行ってみないか?」と打診されました。私が2年間住んだイタリアの隣国である関 わらず、旧共産主義国だったせいか私は場所も分からず、「どこですか?」と聞き返す程でした。話を聞くと、

まだスロベニアには日本料理店は1軒しかないが、洗練された国だという事と、地中海(アドリア海)にも面しているし、地中海諸国にもすぐ行けるから面白い所だという口説き文句に興味をもってしまい、また新たなチャレンジをする事にしました。実はこの時もBBTにお世話になっています。BBTの膨大なビデオライブラリーの中に学長がスロベニアを解説している回があり、参考にさせて頂きました。スロベニアに来てから数ヶ月経って、以前から視聴していた「大前LIVE」内で「BBT大学開校」の話題が出るようになりました。当初は、現役高校生向けの大学だと思い興味を持っていませんでしたが、社会人にも使えるカリキュラムだという事を聞き、入学する事にしました。

町並

実践主義のBBT大学で学ぶのは、仕事に密接したことばかり

以前から興味のあったマーケティング、財務やグローバルリーダーシップなど自分の仕事にも密接に関わりのあるカリキュラムが多く、社会人としてBBT大学で学ぶメリットは大きいと感じています。特に印象的なのは「マーケティング」に関する教科で、自社の強みなどを考慮しながら、具体的にお客さんをターゲティングしていくプロセスがあるのですが、そこからは大きな気付きを得ることが出来ました。その考え方を参考にし、メニューの再構築、盛り付けやプレゼンテーションなども改善などにも着手しました。

その頃からお客様の反応も目に見えて変化してきた様に思います。特に、ヨーロッパや北米大陸の寿司や日本料理を食べ慣れているお客様の反応が良く、当レストランの現地スタッフ達も自信を持った様に見受けられました。各教科で出される課題も実践的で、実在する企業や、商品を題材に経営戦略やマーケティング戦略を作成し、優秀者は実際の社員の方にプレゼンまでしてしまう本格派です。また、グループワークもあり、チームメイトと力を合わせて課題に取り組みました。私は、時差の関係で迷惑をかける事が多いですが、リアルで会うことの出来ないチームメイトと課題に取組む事で、いつも以上に熱心に課題に取り組めた様に感じています。また、様々なデバイスを使って講義に参加出来るので、場所に縛られず、移動中や旅行先での時間も有効に活用できるのは大きなメリットだと感じています。仕事をしながら学んでいる私にとってBBT大学は、学びを仕事で実践し成長を加速したい社会人にぴったりな学びの場だと感じています。

グローバルニュースに触れる「大前LIVE」は海外で働く身には強い味方

そして、海外で仕事をしている上で心強い味方となる、大前学長のニュース解説「大前LIVE」があります。毎週日曜日の夜に生放送されており、その週のグローバルな話題が2時間の間に次々と取り上げられます。日本のニュース番組では取り扱われない話題が多く、スロベニアがかつて加盟していた旧ユーゴスラビア諸国の話題も取り上げられます。それらの国出身の同僚や友人から、色々と話を聴くこともありますが、大前学長の俯瞰した視点からの解説が聞けることで、それぞれのニュースの理解がより深くなる事を実感しています。EUや拡大ヨーロッパの話題も多く、友人やお客様との話題にも事欠きません。また、それらのニュースで興味を持ち実際に旅行で訪れる事もあります。一昨年の冬には、エジブト紅海のリゾート地に行きました。日本からではなかなか縁がないですが、スロベニアからは人気のリゾート地で雪のスロベニアから海で泳げるエジプトまで飛行機で僅か4時間足らず。ピラミッドが無くても、ビーチリゾートでヨーロッパ中から観光客が押し寄せる。こういった側面もエジプトにあるのだなと、新しい発見となりました。

スロベニアからその先へ

スロベニアを含む中欧は、ロンドン、パリなどが盛り上がる西ヨーロッパ諸国に比べてまだまだ、日本料理店も少なく発展途上な部分が多くあります、しかし、だからこそ、これから発展していけるチャンスがあると私は考えています。スロベニアでの熱をもっと大きくして、周辺諸国にまでその盛り上がりが伝わって行くように、会社のメンバー更には他のレストランやシェフとの交流も深めて盛り上がりの輪を広げて行ければと思っています。

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