実務で使える学びをショートカットで修得
女性管理職としてのロールモデルを目指して

森脇 美枝さん(30代)
電子部品メーカー勤務 経理課長

簿記を武器に、希望していた「ものづくり」に関わる会社へ入社。そこでキャリアを積むうちに、自分の自信のなさに危機感を覚えたと語る森脇美枝さん。自己流の勉強に行き詰まりを感じて、BBT大学への入学を決めたという。苦しさと同時に楽しさも感じていたという学生生活を通して、仕事とご自身の人生にどのような変化があったのかを伺った。

簿記を武器に、希望していた「ものづくり」に関わる会社へ入社。そこでキャリアを積むうちに、自分の自信のなさに危機感を覚えたと語る森脇美枝さん。自己流の勉強に行き詰まりを感じて、BBT大学への入学を決めたという。苦しさと同時に楽しさも感じていたという学生生活を通して、仕事とご自身の人生にどのような変化があったのかを伺った。

念願の「ものづくり」の会社に入社。やがて自分への危機感を覚えるように

小さいころから機械ものが好きで、目覚まし時計なんかを分解して楽しんでいました。元には戻せないんですけど。どうしてこれがこんなふうに動いているんだろうって、そういう機械的なものの仕組みや中身を知りたいという興味が強かったんだと思います。

進路としては理系には進みませんでしたが、ものを作るということ自体が好きで、そういうものを作っている人たちも素敵だなと思っていました。なので、自分も何か「ものづくり」に関わりたくて、就職ではメーカーに入りたいと思っていました。

実は大学に在学中、大きな交通事故に遭ってしまい、休学を勧められるくらいの状態だったんです。でも、どうしてもみんなと一緒に卒業したかったので、頑張って卒業まで漕ぎ着けました。ただ、そういう状態だったこともあって、きちんと就職活動ができませんでした。そこで、就職にも役立つように何か身につけようと考えて、専門学校に2年間通って、簿記やいろいろな資格を取りました。

そうしていざ就職しようとしたときに、日本の“新卒神話”を痛感させられました。新卒扱いしてもらえないんです。たった2年ずれただけでこんなに就職活動ってうまくいかないんだと思って、挫折感を味わいました。それでも、最終的に簿記の資格のおかげで、希望していたメーカーに入ることができました。財務部に配属されて、ずっとそこで仕事をしています。

就職後、年数が経って経験も積むうちに、後輩が頼ってきたり、周りからいろいろ質問されたりするようになりました。でも、そこで困るようになったんです。たとえば、何かを聞かれて、「AならA’で、BならB’」というように自分が知っている一対一の質問なら答えることができたんですが、「じゃあCは?」と今までのAとBの応用が必要な質問を受けたときに、経験としてAやBを身に付けていないと明確に答えられないんですよね。しかも、自分の中に物事を判断する軸がないので、自分の答えにも自信が持てなくて。

この先、もし役職が上がることになったとしても、自分に自信がないままではそんな資格はないんじゃないかと思って、危機感を覚えるようになりました。

エアキャンパスでの議論で鍛えられた対人関係

じゃあ、自信を持って答えを出せるようになるには何をしたらいいんだろうと思って、いろいろと本を読んだり自己流で勉強してみましたが、今ひとつしっくりきませんでした。そんなときに、知り合いから「こういう学校があるよ」とBBT大学のことを教えていただいたんです。

オンラインで授業が受けられるというので、普通の通信教育の社会人が仕事をしながらちょっと勉強をするようなイメージを持っていたんですが、実際に入学してみたらまったく違っていて。「大学に二度行くような感じ」とは聞いていましたが、まさにその通りで、“本気の大学”なんだとわかって衝撃的でした。

仕事をしながら授業を受けるので、時間のやりくりは大変でした。睡眠時間を削って勉強に充てていましたね。レポート提出もきつかったし、正直苦しかったですが、でも同時にすごく楽しかったんです。苦しさと楽しさが同居する経験ってなかなかないですよね。

いろいろな授業が印象に残っていますが、特に「エアキャンパス」でのディスカッションは面白かったですね。性別も年齢もさまざまな人が自由に意見を交わせる場で、人の意見のとらえ方や、議論の進め方などのお手本になる人がたくさんいました。

実は人としゃべるのが苦手で、すぐに緊張しちゃうんです。対面だけでなく、電話も表情が見えない分緊張してしまって。メールでさえ緊張するほどで、文章を書いたら何度も確認して、それでやっと送れるんですよ。でも、エアキャンパスで議論を交わすことで、人とやりとりすることに慣れたというか、訓練されたというか。なんだか道場に入ったみたいな感じでしたね。

業務上、海外子会社の人とのやりとりも多いのですが、その点でも役に立っています。やりとりは英語ですが、お互いが第二外国語なので、言いたいことを100パーセント伝えられずに、相手の言葉がきつく感じられることもあるんですね。でも、それは相手がきつい言い方をしているのではなくて、はっきり伝えたいだけなんだと理解できるようになりました。「それはできません」「スケジュール的に無理です」「でも、これはできます」と、私にはっきり伝えようとしてくれた結果の言い方なんですよね。

そういうことに気づいたら、交流が楽になった気がします。今では、たとえば台湾の人とのやりとりで、「台風が来てたけど大丈夫だった?」などとメールに一文を入れる余裕も出てきました。向こうも返事をくれたりして、仕事がスムーズに行くようになりました。

身についた自信を糧に、次の高みを目指して

問題解決の手法もとても勉強になりました。まずファクト、事実をたくさん集めて、それを見て問題を把握し、解決策を見出していくというもので、今まで自分に足りなかったのはこういうところなんだと気がついたんです。誰かに相談されたときに、表面的な問題だけを見ていてはダメで、その問題の本質を深掘りしていくことが大切なんだと。それまでは、ひとつの問題に答えはひとつしかないと思っていましたが、どういう視点やスタンスから問題をとらえるかで、答えはいくつもあるということがわかったんです。それを知ったことで、自分の考え方に軸ができたように感じました。今ではひとつの問題に対して、いろいろな答えを出せるようになりましたし、答えに自信を持てるようにもなりました。

BBT大学で学んでいる間に、主任に昇格したんです。チームのメンバーを評価する立場になって、どうやっていこうと考えたときに、日記をつけることにしました。メンバー一人ひとりについて、ほんの1~2行ですが、毎日気づいたことを書き留めているんです。しばらく日記を続けていくうちに、たとえば「この人は裏方業務をよくやってくれていたんだな」とか、逆に「やっていると思っていたけど意外にやっていないんだな」など、それまで見えていなかったものが見えてきました。

考えてみれば、問題解決の「ファクトを集める」という部分を、日記を書くということで実践していたんですよね。ファクトがあることで、評価自体だけでなく、その理由も見えてきます。おかげでメンバーの評価も自信を持ってできるようになりました。

今はまだ、社内で女性の管理職が少ないんですが、今後はできればもっと上の役職に上がって、女性たちのロールモデルのようになっていければいいと思っています。これからのことを考えて悩んでいる後輩たちがいるので、彼女たちが仕事をしていきやすいようにレールを敷いてあげられればいいですね。

それと、仕事でもプライベートでも、もっといろいろな人と出会って、いろいろな刺激を受けてみたいと思うようになりました。人と交流することに苦手意識を持っていた以前の自分と比べて、ずいぶん変わってきたなと感じています。

今まで行ったことのない国にも行ってみたいですし、これまで関わったことのないようなタイプの人たちとも出会ってみたいですね。そのために、今は英語と中国語の勉強をしています。特に中国語は、仕事で関わったことで好きになった台湾で使いたいので、それに特化した教室に通っていますが、とても楽しいですよ。

これまでは、なんでも「100点をとらないといけない」と思っていて、できない自分がイヤでした。でも、BBT大学で学んで、大変な思いをしながらも卒業できたことで、考え方が変わりました。「やってみないとわからないから、とりあえずやってみてから考えればいい」と思えるようになったんです。できなくても自分を許せるようになったんですね。大げさではなく、生きる自信のようなものがついた気がします。

身についた自信を糧に、次の高みを目指して

問題解決の手法もとても勉強になりました。まずファクト、事実をたくさん集めて、それを見て問題を把握し、解決策を見出していくというもので、今まで自分に足りなかったのはこういうところなんだと気がついたんです。誰かに相談されたときに、表面的な問題だけを見ていてはダメで、その問題の本質を深掘りしていくことが大切なんだと。それまでは、ひとつの問題に答えはひとつしかないと思っていましたが、どういう視点やスタンスから問題をとらえるかで、答えはいくつもあるということがわかったんです。それを知ったことで、自分の考え方に軸ができたように感じました。今ではひとつの問題に対して、いろいろな答えを出せるようになりましたし、答えに自信を持てるようにもなりました。

BBT大学で学んでいる間に、主任に昇格したんです。チームのメンバーを評価する立場になって、どうやっていこうと考えたときに、日記をつけることにしました。メンバー一人ひとりについて、ほんの1~2行ですが、毎日気づいたことを書き留めているんです。しばらく日記を続けていくうちに、たとえば「この人は裏方業務をよくやってくれていたんだな」とか、逆に「やっていると思っていたけど意外にやっていないんだな」など、それまで見えていなかったものが見えてきました。

考えてみれば、問題解決の「ファクトを集める」という部分を、日記を書くということで実践していたんですよね。ファクトがあることで、評価自体だけでなく、その理由も見えてきます。おかげでメンバーの評価も自信を持ってできるようになりました。

今はまだ、社内で女性の管理職が少ないんですが、今後はできればもっと上の役職に上がって、女性たちのロールモデルのようになっていければいいと思っています。これからのことを考えて悩んでいる後輩たちがいるので、彼女たちが仕事をしていきやすいようにレールを敷いてあげられればいいですね。

それと、仕事でもプライベートでも、もっといろいろな人と出会って、いろいろな刺激を受けてみたいと思うようになりました。人と交流することに苦手意識を持っていた以前の自分と比べて、ずいぶん変わってきたなと感じています。

今まで行ったことのない国にも行ってみたいですし、これまで関わったことのないようなタイプの人たちとも出会ってみたいですね。そのために、今は英語と中国語の勉強をしています。特に中国語は、仕事で関わったことで好きになった台湾で使いたいので、それに特化した教室に通っていますが、とても楽しいですよ。

これまでは、なんでも「100点をとらないといけない」と思っていて、できない自分がイヤでした。でも、BBT大学で学んで、大変な思いをしながらも卒業できたことで、考え方が変わりました。「やってみないとわからないから、とりあえずやってみてから考えればいい」と思えるようになったんです。できなくても自分を許せるようになったんですね。大げさではなく、生きる自信のようなものがついた気がします。

森脇 美枝さん
30代 電子部品メーカー勤務 経理課長

子どものころから「ものづくり」に興味を持ち、大学卒業後、簿記の資格を取り、メーカーへ就職。その後、自己流の勉強に行き詰まりを感じ、BBT大学のカリキュラムに魅力を感じて入学。BBT大学在学中に財務部主任となり、卒業後2019年4月より経理課長として「女性初の管理職」となる。

森脇 美枝さん30代
電子部品メーカー勤務 経理課長

子どものころから「ものづくり」に興味を持ち、大学卒業後、簿記の資格を取り、メーカーへ就職。その後、自己流の勉強に行き詰まりを感じ、BBT大学のカリキュラムに魅力を感じて入学。BBT大学在学中に財務部主任となり、卒業後2019年4月より経理課長として「女性初の管理職」となる。

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