デジタルビジネスデザイン
教員紹介
科目概要
目まぐるしく変わるITサービス、インターネット、アプリ。会社が勝っていくためには、最新の技術を理解したうえで、経営判断していかねばなりません。しかし、経営層、マネジメント層にとって、IT
技術の理解は難しく、エンジニアサイドにとっても、経営判断できるように技術を説明することは難しい。
本科目は、ITと経営を繋ぐことができる人材になるためには、何が必要か? いまもっとも求められているスキルを学ぶことを目的としています。
加えて、2020年からは新型コロナウィルスが世界を襲っています。ワークスタイルはもとより社会そのものが変革されつつあります。その中でITをどう活かしていけるかは死活問題。ウィズコロナ、アフターコロナも踏まえた議論をしていきます。
目的とゴール
目まぐるしく変わるIT技術をどのように捉えるか。そしてそれをどのように経営に役立てるか。IT技術の市場性の評価手法と経営判断をするために、どのように技術を経営層に伝えていくか。ITと経営を繋ぐ役割を果たす人材となるために必要なスキルを身につけることを本講義では目標とする。
講義を受講することで、最新のIT技術を活用した新規事業の立上げや起業について、どのようにビジネスモデルを組むか、それをどのように経営陣や投資家にプレゼンするか、そしてどのようにして承認を取り付けるか、という実践スキルを身につけることが出来ます。
IT技術・サービスの捉え方については、コンテンツレイヤー、プラットフォームレイヤー、ネットワークレイヤー、ハードウェアレイヤーの4階層に分類して捉えると共に、ビジネスモデル分析を通じて解説する。経営とITを繋ぐパートについては、「伝える」ことの重要性について、文献を通じて解説を行う。
ケーススタディは、次の5ケースを想定している。この中から、その時にホットトピックな事例を取り上げることで、体験的かつ実践的なスキルの習得を目指す。
①ソーシャルネットワークや動画系アプリなどの先進ITサービスを如何に取り込むべきか
②ITを活用したマーケティング、ECサイトなどを活用することでどう成長するか
③ベンチャー企業がITを活用することで、さらなる成長を如何に実現するか
④ブロックチェーン技術、AI、IoTなどの先進技術をどう捉え、経営に役立てるか
⑤M&Aなどの再編に伴う合併後のITシステムを如何に経営するか
こんな人におすすめ
日々変化するIT技術を活用しビジネスの生産性を高めたい方。
受講生の声
- ITを経営に生かすためにという分かりやすいコンセプトがあり、話が理解しやすかった。
- 4レイヤーによる事業分析のやり方、小林先生の事業分析のやり方、KSFの捉え方がとても勉強になりました。
- IT実務での困りごとの実例を学べたこと、4つのレイヤーを使ったアプローチを学べたこと。
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