「聴くこと」で変わる。40代以上が20歳年下に頼りにされる方法。
「BBT大学の放課後トーク」では、BBT大学事務局長の横山真也先生(経営学部 非常勤講師)が毎回異なるテーマでビジネスや学び、日常のことについてお伝えしていきます。
自分が言いたいことよりも、相手が言いたいことを「とにかく聴く」
こんにちは。BBT大学事務局長の横山です。
今日は「聴く」ことについて。
この記事を書いているのは2022年のゴールデンウイーク真っ只中。気づけばもう連休も終盤です。早いですねぇ。長い方は10連休ですがあなたはどう過ごされていますか。私は自宅周辺をウロウロしながら積ん読(つんどく)になっていた本を片っ端から読んでいます。10冊以上ありますので連休中に全部読めるかはわかりませんが、最優先した本があります。
『モダンエルダー』(日経BP社)です。
「40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方」「知恵と経験で20歳年下に頼りにされる方法」とのコピーが付いています。(おいおい大前さんの著書じゃないのかとのツッコミはさておき。。)
40代以上→YES
職場の賢者→たぶんNO
頼りにされる→うーん、どうかな。
ということで迷いなく購入しました(笑)
筆者は世界有数のホテルチェーンを育て上げた後、52歳でAirbnbに入社したアントレプレナー。当時破竹の勢いで拡大していた同社の中でConfidant(自信をもたせてくれる人)という独自の役割を果たします。20歳以上も若い同僚や後輩がなぜ彼に続々助言を求めたのか。彼がどういった姿勢でそれらに耳を傾けどう対応していったのか。世代を問わず傾聴する ことの重要性や相談者の目線に立つことの大事さを再認識させてくれます。
私も仕事がらほぼ毎日 1 on 1(壁打ち)させていただいているのですが、内容はまさに十人十色。中には私の理解が及ばないような悩みごとなんてこともあります。
そうした時心がけているのはとにかく聴き続けること。
相談者の言葉が途切れないように話すことを促し聴き続けることを心がけています。それが実は効果があるようで、口数が多かった方ほど満足した顔で壁打ちを終えられます。
『モダンエルダー』の中でも聴くことの重要性が触れられています。自分が言いたいことを言うよりも相手が言いたいことを聴くこと。これは職場でも家庭でも言えることかもしれません。
ドキっとされたあなた。
良かったですね。まだ連休は残っていますよ。これから挽回しましょう(笑)エアキャンパスでも実践したいですね。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
講師プロフィール
横山 真也(よこやま・しんや)
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 非常勤講師
フードダイバーシティ株式会社 共同創業者
キャリアダイバーシティ株式会社 共同創業者
UMAMI UNITE PTE LTD 共同創業者
ヨコヤマ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
東洋大学 国際学部 非常勤講師
2010年日本で独立開業後、12年Yokoyama & Company (S) Pte Ltd(シンガポール)を設立。
14年ハラールメディアジャパン株式会社(現フードダイバーシティ株式会社)、20年キャリアダイバーシティ株式会社を共同創業。
21年ドイツのProVeg International が主宰するアクセラレーションプログラムに選出(日本企業として初)され、UMAMI UNITED PTE LTD(シンガポール)を共同創業。
日本と海外での500社以上のプロジェクトマネジメントが評価され、16年シンガポールマレー商工会議所から起業家賞を受賞(日本人初)。
19年米トムソン・ロイター系メディアSalaam Gatewayから“日本ハラールのパイオニア“と称される。
16年2月からDaily NNAに毎月コラムを連載中。
著書に「おいしいダイバーシティ~美食ニッポンを開国せよ~」(ころから株式会社)。
ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科修了(MBA)、
卒業論文「中小企業のハラール市場への進出アドバイザリー事業」で奨励賞を受賞。
>> 教員プロフィール
BBT大学について
日本初の100%オンラインで経営学学士を取得できる大学として2010年に経営学部を新設。教授陣の6割が現役経営者、学生の約7割が社会人。大前研一が学長を務める本学では、“teach(教える)”ではなく学生が主体的に“learn(学ぶ)”するのを手助けすることに大学の役割があるという考えに基づき設計されたカリキュラムで、グローバル時代を生き抜く力の育成を目指している。2014年3月に1期生が卒業。2014年10月にはe-Learning大賞 厚生労働大臣賞を受賞。2015年12月に「ITソリューション学科」、「グローバル経営学科」、2017年1月に「履修証明プログラム」が、文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」認定。
BBTについて
グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作などあらゆる年齢層に対し生涯に渡る「リカレント教育」を提供する。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。また、1,300社以上の企業に対して研修を提供。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。https://www.bbt757.com