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2022/12/19

『挫折を糧に変えるために。主体性を確立する過程で得た「学ぶこと」の本当の意味​​​』BBT大学在学生・蓮田 大華さんインタビュー

100%オンラインで経営学士の資格を取れる日本初の大学であるビジネス・ブレークスルー大学(所在地:東京都千代田区、学長:大前研一、以下BBT大学)で、ITソリューション学科を専攻し勉学に励む蓮田 大華さんにインタビューを行いました。

「なぜ自分は学ぶのか?」という主体性が原動力になると、人はこんなにも変わる。

清水:蓮田さん、お待ちしていました!自己紹介をお願いします。

蓮田:ITソリューション学科専攻中の蓮田です。熊本県在住の24歳で、現在は幼児・小学生向けに学習塾を経営する傍ら、大人向けの徳育講座も運営しています。読書が好きで、歴史の本をよく読むんですが、最近は陽明学入門にもハマっています!

清水:蓮田さんは、今年4月に独立されたんですよね?

蓮田:はい、母の働いていた幼児教室で3年ほど業務をしていたのですが、将来的には自分も教育のエリアで独立したいと思っていました。

塾で子供たちに教えている蓮田さん

清水:そんな蓮田さんがBBT大学を選ばれたのも独立を目指していたのが理由だったんでしょうか?

蓮田:いえ、実はそこと結びつくのはもう少し先の話でして。。

清水:なるほど。ということは、その前に何か出来事があったんですね…?

蓮田:はい。実は、大学受験で挫折を経験し、ずっと引きこもりだったんです。
   
清水:差支えなければ、もう少しお話を伺ってもよいですか?

蓮田:僕の家庭は親や祖父母が校長先生だったこともあり、常に教育というものが身近にありました。自分も幼少期から大手の学習塾に通っていて、学校と塾の往復が日常だったんです。壁には順位が張り出され、数字で全て決まる…そんな価値観で育ち、偏差値の高い大学に行くことが当たり前だと思っていました。ところが高3の時に受験に失敗し、その道が閉ざされた時、もうどうしたらいいか分からなくなってしまったんです。

清水:それは辛い体験でしたね…。私も学生時代塾に通っていましたが、順位が張り出されるのはイヤでした。。でも高校生の世界って本当にそれが全てというか。学校、塾、先生、親…と、友達。という感じですよね。

蓮田:結局、1年くらい祖父母の家に引きこもっていました。でも、どうにか「学び」だけは続けたいという思いがあって。ネットで通信制の大学を探し始めたんです。
  
清水:そこでBBT大学を見つけられたんですね?

蓮田:はい。慶応の通信課程とか、放送大学とかも調べたら出てきたんですが、BBT大学を選んだのは「実践」という言葉に惹かれたからでした。

清水:それは、先ほどの独立への想いがまだ形になる前の段階でしょうか。

蓮田:そうですね。起業に興味があったというよりも、当時はまだ「自分で何かしたい」という想いが強かった。これまで学校の勉強にどっぷりはまっていたタイプなので、「学校の教科書と受験に必要な科目だけ」という狭い世界から抜け出して、新しい価値観や考え方を学ぶのに、BBTは面白そうだと思ったんです。

清水:実際に学ばれてみていかがでしたか?

蓮田:正直に申し上げると、引きこもっていた最初の方はなかなか自分を律することができず、学びが進みませんでした…。ただ、母の幼児教室で働く中で、徐々に自分が本当に携わりたい分野は子供たちへの教育なのだ気付き、一歩踏み出す決意をしてからはグッと学びの質が変わりました。そこから物事が色々と動き始めたんです。
   
清水:それはめちゃめちゃ気になります!具体的なエピソードなどはありますか?

蓮田:まず、BBT大学の進路指導に救われました。自分はもともと一人で考えるのが癖で、どうしても視野が狭くなりがちなのですが、そういった内面や思考の癖への気付きを得ることができました。アドバイスを貰えなかったら狭いことすら気付けなかった。沢山フィードバックをくれたキャリア相談室の石渡さんには本当にお世話になっています。

清水:それは嬉しいです。石渡からも蓮田さんが今とても意欲的に取り組んでいるお話は聞いていますよ!たしか、二宮金次郎の…。

蓮田:はい、現在自分は、NPO法人徳育と人間力育成協会 熊本支部長としても活動しているんですが、熊本や日本の将来を明るく活気あるものにしていく原動力の一助として、映画「二宮金次郎」の上映普及を行っています。

熊本市長を表敬訪問し、映画の後援依頼をする蓮田さん

清水:「二宮金次郎」と聞くとあのシンボリックな銅像が真っ先に浮かびますが…なぜこの映画に力を入れいるんですか?

蓮田:二宮金次郎が説き広めた「報徳思想(ほうとくしそう)」というものがあるんですが、「万物にはすべて良い点(徳)があり、それを活用する(報いる)」ことに意義があるという考え方で、自分はこの映画を通してその考え方にとても共感を得たんですね。

清水:それは、これまでお話いただいたご自身の原体験に通ずるものでしょうか?

蓮田:まさにその通りで。これまでの自分は人の期待に応えることを優先して「自分がどうしたいか」が欠落していたんです。この挫折をきっかけに、いかに「主体性」を確立することが大事なのかに気づかされました。だからこそ、多くの人に「自分の内面を見つめ、主体性を持つことの大切さを知ってもらいたいという想いで活動しており、全国の自治体や学校、企業などが自主的に開催しています。

清水:すばらしい活動ですね!

蓮田:本業である塾の経営だけでなく、この活動をいかに普及するかという点においても、BBT大学では自分が思い浮かばなかった手段や、人に想いを伝えるための工夫等、沢山ディスカッションをしました。今、クラウドファンディングもしようとしているんですが、そのお話をしたら協賛を得るための事例や、BBTで実践した方の資料を送っていただいたりと、いろんなサポートしていただけて。

清水:さっき仰っていた「物事が動き始めた」というのはこれなんですね。蓮田さんの「主体性」がはっきりした途端に、いろんなことが動き始めましたね?

蓮田:そうなんです。BBTで学ぶ科目はもちろん、「自分が動き始めて学ぶ」と、より実生活に結びつくんだと思いました。今度、事業構想ラボ(※)でもこのアイデアに先生や学生からアドバイスを貰うべく登壇することが決まったので、今からドキドキです(笑)

(※)事業構想ラボ…学生が新しい事業アイデアをおこしていくための課外コミュニティ

清水:「なぜ自分は学ぶのか?」という主体性が原動力になると、こんなにも変わるんですね。蓮田さんの活動を通して、学びの本質って大事だなと改めて感じました。では最後に、BBT大学を検討中の方へメッセージをいただけますか?

蓮田:僕は一度考え込むと、答えが出るまで動けないタイプの人間でした。でも今は、動きながら考えることが大事だと思っています。BBT大学は、ただ学問として学ぶのではなく、動きなら学び、実践から学びを得られる場所です。実は、薪を背負いながら本を読んでいる金次郎も同派でして「働きながら勉強する」という意味なんですよ。まさに彼もそれを体現している。僕もこの金次郎の映画をやろうと思ったらどんどんご縁が広がっていきました。ぜひ皆さんも動きながら考えて、人生を豊かにしましょう!

清水:今後もBBT大学の学生や教員とのご縁が益々増える予感!金次郎の映画を通して「主体性を持ち自分らしく生きること」の大切さが多くの方に届きますように。蓮田さん、ありがとうございました!

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この記事の執筆者

ビジネス・ブレークスルー大学

BBT編集部
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