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2024/7/5

BBT大学はココが違う!“わかる” から “できる” 人になるために ~BBT大学ラーニングアドバイザーが語る「知識」を「実践」に変える秘訣~

ビジネス・ブレークスルー大学(以下、BBT大学)の学びの中で、最も重要視しているのは学生同士の「ディスカッション」の機会です。成績評価も、講義視聴や課題提出に比べて、ディスカッションの発言内容や回数に重点がおかれています。その背景には、お互いに問いを投げかけることで自分の考えを研ぎ澄ませたり新たな気付きを得ることが、一人ひとりの行動の質を変えることにつながるという考えがあります。

ディスカッションの立役者「ラーニングアドバイザー」 

「一人で学んでいるだけでは気づくことのできない『集合知』に触れる」価値を最大限に体験していただくのに、ラーニングアドバイザー(以下、LA)の役割は欠かせません。

BBT大学での学習は「AirCampus」というプラットフォーム上で行います。AirCampus上の講義映像を視聴したら、その講義内容について、チャットスペースで感想や意見を述べます。しかし、いくらクラスメートでも、オンラインでいきなり知らない人にコメントをするのはためらいが生じることもあります。感想も、一人ひとりが言いっぱなしでは、学びの質は深まりません。

LAは、学生のオンライン上のディスカッションを深めたり、講義内容の理解を深めることができるように、学生をサポートする役割を担います。学生からは、LAの立ち回りによって、科目の楽しさも理解度も大きく変わるという声も上がるほど、重要な役割です。

ラーニングアドバイザーのお二人にインタビュー

今回は村田LAとバウワーLAのお二人に、ディスカッションの様子やLAとして学生との関わりの中で大切にしていることについて、お話を聞きました。

◆今回お話を聞いたLA

◆「わざわざ」大学で学ぶ意味


<講師宅でゼミ生が集まった時の様子(右:村田さん)>

村田さん:
今は世の中にたくさん情報があるので、新しいことを知るだけであれば、一人で学べることも増えていると思います。しかし、その内容が本当に自分の身についているのかは、知ったことを自分の言葉にしてみたり、その内容について質問をされたときにはじめてわかります。独学で学ぶのと、大学で学ぶことの大きな違いは、学んだ内容について、学習者に「あえて」アウトプットさせる環境があることです。

大学の講義を踏まえてディスカッションをすると、わかった気になっていただけだったことや、学んだスキルを十分に身につけられていないことが明らかになることがあります。マーケティングや財務の知識を学生が「わかる」で終えずに、その知識を使って何かをカタチに「できる」までサポートすることが、大学で学ぶ価値だと思っています。LAの役割は、学習者が学んだことをさまざまな角度から問い、日常生活や仕事の中で本当に使える知識として学びを咀嚼するのを手伝うことだと理解しています。

バウワ―さん:
「オンライン大学」というと映像講義を一人で見るイメージが先行し、無機質な響きがするように感じます。私自身、通信制の高校に通っていたことがありますが、当時の勉強は孤独で楽しくなくて、教科書を捨てたこともあるくらいです (笑)

私はBBT大学を卒業しているのですが、入学したてのときに、このイメージが大きく変わったことを覚えています。講義を見て考えたことをAirCampus上でコメントすると、LAや他の学生からコメントが返ってきます。AirCampusの向こう側に人がいて、共に一緒に励まし合うあたたかさ、学びに向かう熱量を感じました。

学生時代、学びを進める上で一番戸惑ったのは、「教えない大学」というBBT大学の文化でした。「答えを教えてもらう学び」に慣れていたのだと思います。つい「正解は何だろう」と考えてしまう自分に、LAは質問を投げかけて、自分の考えを広げてくれました。問いかけられてはじめて、立ち止まって考えるようになることは多いと思います。「当たり前」や「そういうもの」と受け入れていた考えをできるだけ解きほぐす経験を積み重ねるにつれ、だんだんと「自分の答えの創り方」がわかって来る感覚がありました。今、LAとして学生の学びに寄り添うときも、この感覚を大事にしています。


<BBT大学の3つの学び方>

村田さん:
私はBBT大学院を卒業しているのですが、当時のディスカッションは、「社交は目的ではなく、大学は議論をする場である」という雰囲気が非常に濃かったです。当時の大前学長からの学生に対するフィードバックは、発言のロジックや根拠を一刀両断する厳しいスタイルでしたが、本質をついていると感じられたのを覚えています。

そのため、2010年の大学開学当初からLAを担当するようになってからは、大前学長のような厳しいスタイルではありませんが(笑)、「本質に迫るための学び」という部分は変えずに、学生に寄り添うことを心がけています。

学部は特に、10代から60代までさまざまなバックグラウンドの方がいます。講師の発言1つとっても、受け取り方や具体的にイメージするものが違うこともあります。自分が学生だった時に疑問に思ったことやつまづいたことを想起しながら、まずは講師が講義内で言っていることを、正確・的確に理解してもらえるようにサポートすることを心がけています。

その上で、学生が知識やスキルを自身の課題や仕事に応用して考えることができるように試行錯誤しています。

バウワ―さん:
経営学を通して学んだ先に学生が向き合うのは、会社の中で成果を出すことだったり、自身のビジネスを起こすことだったりします。こうした答えのない、かつ大きな問題についていきなり一人で考えることは、結構難しいことです。

こうしたときにLAとしてできるのは、経営の理論や数字を見て、「それって具体的にどういうことだろう」「どうしてそうなんだろう」と学生に問いかけ、事象を掘り下げることで、学生自身が疑問や意見を創り出せるように促すことだと理解しています。

大前学長はよく「『もし自分が社長だったら』『1日だけ独裁者だったら』ということを考えて主体的に行動する」ことの大切さを入学式などで話しますが、はじめからこれができる学生はほとんどいません。ディスカッションなどを通してお互いに思考力を高めあうことで、大きな問題にも事実に基づいて自分なりに立ち向かうことができるようになるという点は、BBT大学での学びの醍醐味だと考えています。

「わかる」から「できる」まで寄り添う

バウワ―さん:
科目の開講前と閉講後には、講師や教務の方々と科目運営についてミーティングをし、学生への寄り添い方や講義の目的について認識をあわせます。とはいえ、ディスカッションの様子は、科目やその中のクラスによって大きく異なると思います。

例えば、私が担当している「グローバル経済と経営」という科目は、大前学長によるニュース解説を受けて、学生自身も調べたことや意見を発言し、問いを立てたり論理的に考える力を養うことを目的にしています。LAの立場では、情報が不足しているとすればどのような部分か、根拠をもって意見を述べているか、考察が十分に深められているかなどを引き出すようにしています。

この科目は、講師がすべてのコメントに目を通してくれている前提で、ファシリテーションはLAに一任してくれています。そのため、同じ科目を担当している他のLAと一緒に、オンラインZOOM会を開いて、学生同士が話しやすい雰囲気づくりをすることもあります。

LAからのコメントの頻度が高くなりすぎて、学生同士が話すのを妨げないようにバランスを見たり、講師からコメントをもらう方がいいだろうな、と思う発言は講師に連携し、学生さんの学びが最大化されるように計らっています。

<中国のEV市場についてのディスカッション>

村田さん:

私が担当している「マーケティング実践」は、もう10年ほど講師の先生とご一緒しているのでほとんど阿吽の呼吸で運営しています。実際に世の中にある製品のマーケティングプランを、その製品のブランドマネージャーにプレゼンするという最終課題のある科目なので、そのアウトプットに向けて、講義内容を学生が応用できているかを注視しています。

<ビジネスに取り組む「Why」についてのディスカッション>

バウワ―さん:
過去には、内容が難しすぎて脱落者が一人二人と増えていく科目もありました。その時は、講師にも相談して学生との 1on1 を実施し、できることから取り組んでもらったり、科目がどのような成果につながるかをお話をして、最後まで走り切れるように働きかけました。

後日卒業式で、当時 1on1 をした学生さんたちから「あの 1on1 があって良かった。続けて良かった」と声をかけてもらったことは、今でも心に残っています。

<学生と課外でも親交を深めるバウワ―さん>

<担当した科目を受講された学生の卒業式>

村田さん:
卒業論文のLAをする際には、「自分の会社の事業計画」を立てられる方に寄り添うことが多くあります。過去に、お父様が創業した会社を継ぐための事業計画作成に取り組まれた方がいて、改めてお父様の成し遂げたことの大きさや、意志をもって継ぐ覚悟から涙されながら卒業プレゼンをされた方がいました。

学びの過程で学生が力をつけていく姿、武器を握りしめて新しいことに踏み出していく姿を見ると、ぐっとくるものがあります。

<卒業生との懇親会>

バウワ―さん:
卒業論文は、本当に密に学生と関わりますよね。

私の担当している卒業論文のゼミも、学生自身の個人的な「問題解決」や強い思いのある取り組みに関わることが多いです。そのため、心の中で思っていることをなるべく学生から吐き出してもらえる関係性を築くことが、満足のいく卒業論文を仕上げるために重要だと考えています。

<卒業式でのゼミ生集合写真>

BBT大学という学びの場

バウワ―さん:
どの科目でも、大事にしているのは「人とつながっている充実感」「人とつながることが楽しいという感覚」です。

BBT大学は、学習に参加する学生を中心に、講師やLA、教務スタッフも含めて人とのつながりをとても大事にしています。そして、そのつながりがあるからこそ「わからない」や「できない」を安心して場に吐き出して、自分が実現したいことを「お互いに助け合う」ことができると思っています。

<ゼミ合宿でのお写真>

BBT大学は、オンラインで技術的にいろんな人とつながっているだけでなく、そこで出会う「人」とのインタラクションがあることに価値があると考えています。目標に向かって学んでいるときも「一人じゃない」と思えるし、自分がやりたいことにこれだけ寄り添ってくれる環境は他にないと思います。

村田さん:
忙しい社会人にとって、オンラインであることは「便利なしくみ」ということではなくて、世界中のいろんな人とつながって、議論の中で刺激をもらって、お互いを高めあえて、卒業後もずっと残るネットワークを手に入れるのに必要な条件なんだと思います。

「そんなのありえない」と思ってしまうけど、BBT大学ってそういうコミュニティですよね。

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BBT大学では幅広い年齢・バックグラウンドの学生が「キャリアを変えたい」「人生を変えたい」と入学してくださいます。学びにハングリーな学生と刺激し合いたい方や、ご自身のセカンドキャリアをもっと楽しくしたいと考えている人はぜひ、一度お気軽に説明会や個別相談会にお越しください。

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この記事の執筆者

ビジネス・ブレークスルー大学

BBT編集部
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