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2022/7/29

​​​​​​就職、キャリア転職、昇進面談…どうする自己アピール?  自分の実力を‟魅せる”なら、「セルフブランディング」が強い理由。

「BBT大学教員インタビュー」では、本学の教員にインタビューを行い、毎回異なるテーマでビジネスや学び、日常のことについてお伝えしていきます。

異なる相手に、正しく自分を理解・評価してもらうためには

清水:本日はBBT大学の岡崎先生をお招きして「セルフブランディング」の重要性についてお話を伺っていこうと思います!

岡崎:はじめまして。よろしくお願いします。

清水:岡崎先生、お写真からダンディーな雰囲気が漂っているお方だな~…と思っていましたが、実際にお話しするととってもフレンドリーで優しいお人柄がZoom越しに伝わってきます…。もちろんダンディーです。(※Zoomでインタビュー中)

岡崎:ははは、本当ですか。うれしいです。ありがとうございます(笑)

清水:岡崎先生といえば、担当科目でもある「ブランド戦略」のイメージが強いですが、普段は外資系戦略コンサルファームで、企業風土改革、ブランド戦略、マーケティング戦略、コミュニケーション戦略などの構築と実践を提供されていますよね。これまでどのくらいの数のクライアントの現場に携わってこられたのでしょうか?

岡崎:グローバル企業、日本企業に関わらず、合計で500社以上になると思います。中でも人事ブランディング領域に対しては、部長課長クラスまで幅広くお話をさせていただき、100以上の知見や数々のコンサルサービスを提供してきました。

清水:物凄い数ですね…!そんな数多くの現場を見てきた岡崎先生が、今回のテーマでもある「セルフブランディング」に着目されている理由を伺ってみたいです。

岡崎:ここ数年「セルフブランディング」は非常にニーズが高まってきていて、就職・転職・社内昇進や異動などで、どうやって自分の実力をより魅力的に見せ、異なる相手に正しく自分を理解・評価してもらうのか…その必要性やビジネスチャンスの広げ方が注目されているんですよ。

清水:ブランドと聞くと、企業ブランドのイメージが強く、バッグやロゴ等を思い浮かべますが、「セルフ」と付くだけあって、「自分自身」をブランディングするんですね?

岡崎:そうです。「セルフブランディング」とは、ブランド戦略のひとつなのですがその名の通り「自分自身」をどのように魅力的に見せるかというお話です。

清水:なるほど…。それは、簡単に言えば履歴書のPRに書くような「これまでの実績」や「得意なこと」「できること」をアピールするのと同じではないんですか?

岡崎:あ~、清水さん良い質問ですね。それはブランディングではないんですよ~(笑)

清水:おっと…!やってしまいました…。いや、本当はそんな予感がしていました!

岡崎:(笑)企業面接や上司との面談などでも、やみくもに自分の事を「これもできる」「こんなことやってきた」とアピールする人がいますが、アピールすることと、相手に理解してもらうことは違うんですよね。

清水:ふむふむ…。

岡崎:一方的ではなく、互いが合致しなければいけない。すなわち、「相手が何を求めているのか」を知らなければ、せっかくの「セルフブランディング」が活きないんです…。

清水:それって、もったいないですね…。しかも、アピールしたい大事な場面に限って、「その視点、ズレてますよ」なんて、相手から言ってもらえないし…。

岡崎:いわゆる「自己分析」を通して皆さんも自分の能力のアピール方法を考えたことがあると思いますが、それを完璧に仕上げて一辺倒に伝えても意味がないんですね。

自分の実力を、いかに的確に「相手の目線」で認めてもらうか

清水:同じことをアピールするにも、相手が違うからですか?

岡崎:その通りです。同じことを言うのでも、その企業のカルチャーや相手に合う文脈を理解し、それに当てはめてアピールしないと意味がないんですよね。

清水:今は「企業データ」や「面接対策」などはネットで検索すれば情報が溢れていますが、流石に「自分自身」のことは出てこないですもんね…。

岡崎:自分をいかに的確に「相手の目線」で、認めてもらうか。根拠を伴ってアピールポイントを構築できるかどうかが大切なんですね。

清水:知れば知るほど奥が深そうな「セルフブランディング」ですが…、就職を控えた学生の方はもちろん、ビジネスパーソンなら誰もが知っておきたいスキルだと思います。

岡崎:確かにテーマとしては深いものがありますが、「ベースとなる技術」を持っていれば、相手にあわせて自分自身をテーラーメイド出来るようになりますよ。

清水:先生、やっぱり何かノウハウが欲しいです。今度開催する無料セミナーも「ブランド戦略」をテーマにされていますが、ここでも学ぶことは可能ですか?

岡崎:はい、可能です。8/4(木)に開催されるセミナーでは、企業側と個人側、両方の視点で解説します。実は、セルフブランディングの悩みは我々「個人」だけはないんですよ。「うちはこういう企業でこういう事やってます、来たい人来てね」と言っても魅力が伝わらない。企業側もやっぱり悩みを抱えているんですね。

清水:それって、企業側の悩みも一緒に知ることで、自分のセルフブランディングにも活かせそうですね。

岡崎:ズバリ、自分自身を知ることはもとより、企業側が何を考えているかも分かるようになります。雇ってみたいと相手に思わせるには、どうすれば良いのかを考えるポイントをお教えします。

清水:どんな方におすすめですか?

岡崎:これまで様々なお仕事をされてきたビジネスパーソンの方々にも来ていただきたいですが、「自分は何者なのか」をどうやって定義すれば良いか分からない方や、自分を定義することによって、人とのコミュニケーションを深める方法を手触り感をもって知りたい人にはもってこいだと思います。ご参加をお待ちしています!

清水:今度まさに上司との面談があるので、私も参加しようと思います…(笑)皆さんも、これから就職、転職など自己アピールの場をを控えている方、ご自身のセルフブランディングにご興味のある方はぜひ一緒に学びましょう!岡崎先生、ありがとうございました!

岡崎先生による「セルフブランディング」セミナーのご案内

このセミナーでは、ご自身のセルフブランディングについての「ベースとなる技術」についてはもちろん、人事戦略とブランド戦略の関係性にも焦点を合わせ、採用したい側(企業)、採用されたい側(人材)は何を考えているのか、企業にとって魅力的な人材をどう強化・獲得するか、どう自社を魅力的に見せるかについてもお話しします。(イベント詳細は以下の画像をクリック)

【8/4(木)公開ビジネスセミナー】
「選ばれる企業」になるためにー人事戦略とブランド戦略の密接な関係性を紐解くー

登壇者紹介

岡崎 恆(おかざき・こう)
経営学部 非常勤講師

外資系広告エージェンシーにて、外資系クライアントを中心にブランド戦略、マーケティング戦略、コミュニケーション戦略の構築と実践を務める。外資系広告エージェンシーでは、ロンドンオフィスの駐在経験があり、様々な日本発ブランドをヨーロッパ市場に展開するプロジェクトを推進。その後、総合コンサルティングファームにてExecutive Brand Strategist(経営コンサルタント)として、国内・海外、B2C、B2Bに関わらず、数々のクライアント(家電、自動車、総合商社、精密機器、ヘルスケア、食品、化粧品など多岐に渡る)の経営戦略、事業戦略の構築を、主にブランド戦略の観点からサポート。ブランドコンサルティングファームではExecutive Directorとして多数の企業のブランド戦略を担当する。現在は、大手外資系コンサルティングファームにて、ブランド戦略、企業風土改革、チェンジマネジメントを担当している。

科目履修のご案内

岡崎先生が担当するBBT大学の人気科目「ブランド戦略」は、入学せずとも1科目から短期間で学ぶことができる「単科生制度」での受講が可能です。具体的な科目や内容については、こちらのページで詳しく紹介しています。

ブランド戦略(担当:岡崎 恆講師)
本科目は、顧客のニーズに基づく価値を提供して対価を得るというマーケティングの基本的な枠組みを体感的に本科目では企業経営に欠かすことが出来ない「ブランド戦略」の必須要素を体系的に学び、なぜ「ブランド戦略」が事業の成長に貢献するかを、実践的に紐解くことを目的とします。「ブランド」という概念は曖昧で分からない、「ブランド戦略」は分かり難いという声が企業の経営者からも上がっている――しかしながら、体系的に学ぶによって、ブランド戦略はとても論理的な考え方があり、企業経営上の明確なメリットがあることを理解できると考えています。本科目では、そのブランド構築の論理的な考え方や、企業経営上の明確なメリットを、高度で積極的なディスカッションを通じて学ぶことをゴールとしています。
>> 単科生制度の詳細はこちら

この記事の執筆者

ビジネス・ブレークスルー大学

BBT編集部
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