世界最大規模のe-sportsチームが集結!8/13(土)開催『Apex Legends』を起用した国内最大規模のイベント「KINOTROPE CUP」に『BBT大学e-sports部』から大前創希先生と新井清史郎さんが参戦!
e-sportsにはどのような可能性や教育的価値があるのか――
コミュニケーション能力、課題解決力、組織論、情報発信力や自己管理力など、今後のビジネス視点での展望も交えながら、お二人に深く語っていただきました。
このイベントに出場する凄さを例えるなら、オリンピック選手に混じって、高校の選手が一緒に出ている感じ
清水:さっそくですが…とんでもないニュースが飛び込んできて驚いています。
創希:はい、ちょっとビッグ過ぎるイベントです。
清水:ご存知ない方にも向けて、本イベントの中核ともなるゲームの内容を以下にまとめますと…。
《Apex Legends(エーペックスレジェンズ)とは》
3人1チームで戦う基本プレイ無料のFPS(※1)バトルロイヤルゲーム。リリース開始72時間後には1000万ダウンロード、同時接続数100万人を突破したことがメディアで報じられたほどの超ビッグな世界的ゲームタイトルです。
(※1)FPSとは:First Person Shooterの略。一人称視点のシューティングゲーム。
清水:このイベントに出場する凄さを一言でわかりやすく例えると、どんな感じでしょう。
創希:オリンピック選手に混じって、高校の選手が一緒に出ている感じ、ですかね。
清水:!!
新井:まさにそんな感じですね(笑)出場チーム・選手共に超がつくほど豪華です。
出場までの道のりも、経営学を実践値で学ぶ「BBT大学らしく」エッジを効かせたエピソードが
清水:そもそもどういった背景でこのイベントを知られたんですか?
創希:僕自身が、本イベントの主催者である株式会社キノトロープさんと長い付き合いがありまして。何やらオフラインでイベントをやると知って代表の生田さんに連絡したらこんな凄い内容だった…というのがきっかけですね。
清水:そこから出場に至るまではどういった経緯だったんでしょうか。
創希:経営を実践値で学ぶBBT大学だからこそ、ここは包み隠さずお話しますが、BBT大学をZ世代にPRできる絶好の機会だと思ったんですよ。
新井:この「KINOTROPE CUP」では出演者の総フォロワー数が3,000万人を超えていて、配信における総合同時接続者数は100万人を超えるとも言われています。
清水:そんなに…!
創希:国内外のZ世代、延べ1,000万人以上にリーチをかけられると予想しています。となればもう、スポンサーになってBBT大学の存在を伝える場にはもってこいだと。
清水:そんな背景があったんですね…。
創希:でも、ただBBT大学の協賛バナーを貼るだけじゃつまらない。それなら自分たちが参戦して「行け!BBT大学!」「そこだ!BBT大学!」「やっちまった!BBT大学!」と連呼してもらった方が絶対オモロイじゃないですか。
清水:確かに(笑)なんだかリアルタイムで「デジタルマーケティング」のお話を聞いている気分です…。
新井:そこから「新井君、出てみない?」と僕に声がかかった感じです。
清水:なるほど…。新井さんはつい先日、ポケモンの世界大会出場が決定したことをインタビューさせていただいたばかりでした。
創希:僕もこのゲームは相当やっていますが、どうせ出場するならe-sportsに世界規模で戦えるメンバーがいた方が心強いと思い、彼にお願いしました。
新井:もともと創希先生とは、僕がBBT大学にe-sports部を設立したあたりから知り合って…かれこれ1年7カ月くらいゲーム仲間です。
清水:そうだったんですか(笑)いや、大学の先生と学生が一緒に出場するってかなり異色すぎるなと…!
創希:僕の「デジタルマーケティング」の授業を取るより前に知り合ってたよね(笑)ゲームでは彼の方が先生ですから。
新井・清水:(笑)
e-sportsは、ビジネスチャンスはもちろん、教育的価値にも計り知れない可能性を秘めている
清水:お二人はこのe-sportsという競技や可能性についてどう考えていますか?
創希:e-sportsでプロとして生きていくには、単純にゲームが上手いとか、反射神経が良いだけでは生き残れないほどシビアな世界です。ただ、ビジネスとして考えたのなら、かなりの可能性を秘めた広い世界だと思います。
新井:活躍の現場や横の広がりも沢山あるし、オンラインでの配信システムを通して、色んな企業やプレイヤー、ファンの人たちと出会い、多種多様なビジネスになっていくと思いますよ。
清水:e-sportsを「ゲーム=遊び」と認識する人もまだまだ多いと感じます。その点についてはどうでしょう。
新井:よく、ゲームをマイナス要素として捉える人もいますが、たぶんそれは「対CPU(コンピューター)」をイメージしているのだと思うんです。僕たちが戦うのは、プログラムされた相手ではなく、対人間だから正解がない。そこが面白い所で。上手い人ほど「見えている」と感じます。毎試合ごとにストーリーが違うので。
創希:例えばチーム間で練習する時にも、20分間試合をして、その後5分話し合って、また試合をする――このスピード感に慣れていると、個人の成長曲線はスゴイことになるんです。これをビジネスに持ち帰っても、チームでのビルドアップや戦略の立て方、PDCAを回す速さ等、得られることは膨大にあるんですよ。
清水:すべてビジネスの基盤に通ずるというか、必須要素そのものですね。
新井:一人でやっていても限られた成果しか得られませんが、チームとしてどう連携するかを考え、戦略を立てることで成長に繋がると思っています。自分にはない能力を持っている人を、どう集めていいチームを作るかも大事なので。
創希:まさにその通り。勝つために有利な状況をどう作り出すかも大事だし、情報共有も大事。今の自分の状況を言葉で説明し、何が出来て、何が出来ないかを共有しないとチームは機能しない。これを同時に進めていかないといけないんです。
清水:いやあ、めちゃめちゃ頭を使いそう…!これは明らかにゲームのテクニックだけでなくコミュニケーション力がないと成り立たないですね。
創希:そうなんです。社会人で必須と言われる「報連相(報告・連絡・相談)」を怠ると上手くならないんですよ。僕はもともと「報告」が苦手だったんですけど、ゲームのおかげで上手くなりました(笑)
清水:(笑)
新井: だからこそ、個人の成長としては「自己理解力」が格段に上がりますね。自分の長所・短所、感情の動き等、全部プレイや言動に出ますから。
創希:チームで決めた行動を守れるかも大事ですしね。IGL(インゲームリーダー)を決めて、リーダーが言ったら一旦はそっちに従ってみるとか。まさにビジネスの現場に活きる要素が多分にありますし、臆さずコミュニケーションする力も必要です。なので、考えて言葉にする発言力・アウトプット力がめちゃめちゃ鍛えられますね。
e-sportsを通した学びや成長は、BBT大学での学びとも直結するほど親和性が高いと感じる
清水:以前、新井さんにインタビューさせていただいた時も同じことを感じました。思考したことを言語化するのがとても速いですよね。
新井:BBT大学に来ている子は、結構ゲームをしている子も多いと思うんです。だからある意味、冨岡武先生の「問題解決基礎(問題の分解の仕方)」や、中竹竜二先生の「組織論基礎(組織づくりのメソッド)」で学んだ内容はゲームでも使えると思いますし、その逆も然りで。BBT大学で学ぶことで、ゲームにも転換できるしビジネスパーソンとしても成長できると思います。
清水:新井さんは、既に厚生労働省ともタッグを組みながらe-sports大会運営にも力を入れている会社さんの協力の元、運営、撮影、企画などに携わったり、e-sportsのイベントや運営をしている会社さんでインターンもされていますもんね。
新井:はい。BBT大学での学びとゲームを通して新しい可能性を作れますし、誰かに教えることで相手の成長や仕事として成り立つことも実感しています。
創希:新井君が作った「BBT大学e-sports部」は、「通わないスポーツ部」ですから。部活動の中ではスゴイと思いますよ。世界の仲間と繋がれるんですから。これって10代から70代までもが住む場所も職種も関係なく学んで交流しているBBT大学の多様性と一緒だと思いますね。
清水:お二人からとっても深いお話が聞けました!最後に、出場への意気込みをお願いします。
創希:上位に行けるくらい頑張っていますが、現状はまだプロからは距離が遠い所にいます。絶対勝ちます!負けません!とは言い切れないけれど、一矢報いたいと思っています。BBT大学が連呼されるくらいのプレイはするぞ!
新井:Apex Legendsの世界レベルのチームと戦えることで必ず何か吸収できると思うと、ワクワクします。その後に控えているロンドンでのポケモン世界大会にも活かせると思うので、全力で頑張ります!
清水:お二人とも、ありがとうございました!当日の試合を楽しみにしています!
▶ 試合の様子はこちら(Youtube)で生配信されます。
e-sports部の活躍はもちろん「BBT大学」について詳しく知りたいという方はお気軽にご相談ください。
BBT大学にご関心をお寄せいただいた皆様には、定期的にオンライン説明会や個別相談会を開催しています。こちらのページから、お気軽にお申し込みください。