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2025/2/22

【管理職必見】能力不足と言わせない!キャリアを加速させる実践的リスキリング

はじめに

「管理職になったが、思った以上に難しい…」そんな悩みを抱えていませんか?

管理職には、もちろんやりがいもあります。マイナビの調査では、約6割の管理職が「管理職になって良かった」と回答しており、部下の成長を実感できたり、自分の裁量で仕事を進められる自由度が高まったり、給与面での余裕が生まれるなどのメリットをあげています。

一方で、管理職になったばかりの方は、それまで見えていなかった多くの課題に直面します。例えば、以下のような声は、本学の説明会などでもよく聞かれます。

  • 「部下が思うように動いてくれない」
  • 「上司との板挟みでストレスが多い」
  • 「経営視点が求められるが、何を学べばいいか分からない」

しかし、必要なスキルを学ぶことで、スムーズに対応できるようになります。本記事では、「管理職に求められる役割」「管理職の悩みとその原因」「今すぐできる対策」について解説します。

管理職に求められるスキルとは?

管理職 の役割は、単なるプレイヤーではなく、チームを動かし成果を最大化することです。そのために求められる能力として、主に以下が挙げられます。

1. 人間関係構築力

管理職 には、個人の成果ではなくチーム全体の成果を高めるための行動が欠かせません。チーム内においては、関係構築のためのコミュニケーションや、メンバーのスキルやモチベーションの管理などの力が求められます。上司や他部署と円滑にコミュニケーションを取り、交渉する力も重要です。

2. 経営管理能力

組織全体を把握し、経営者の視点を持つことが求められます。業界を横断的に見てビジネスの情報を収集し、財務・会計の知識から適切な意思決定を行う力や、マーケティング・ブランディングの観点からも組織の成長戦略を考え、目標達成のための計画を立てる能力も必要になります。

3. 問題解決力

管理職は、日々発生する様々な問題に対して迅速かつ適切に対応する力が求められます。ロジカルシンキングを活用し、感覚ではなく根拠に基づいて、論理的に判断することが重要です。また、目の前の状況を俯瞰し、問題の本質を見極め、適切な解決策を導き出すスキルも必要になります。

管理職の悩みを解決するリスキリングトピック

1. マネジメントや人間関係の難しさ

以下のような課題を感じる方には、心理学ファシリテーションの学びがおすすめです。

  • 「指示が伝わらない」
  • 「部下が成長しない」
  • 「上司の意図が分からない」

心理学は、人の行動や思考、感情のメカニズムを解明する学問です。管理職にとっては、部下の動機付けやコミュニケーションの方法を理解することで、より適切な指導や関係構築が可能になります。心理学を学ぶことで、部下の行動の背景を理解し、例えば、「指示が伝わらない」場合は、相手の思考や価値観を踏まえた伝え方を意識することで改善が見込めます。同時に、自身のストレスマネジメントの手がかりを得られるのも、心理学を学ぶメリットです。

また、会議の場などで思考整理や認識合わせを効果的に行うのには、ファシリテーションのスキルが役に立ちます。ファシリテーションスキルがあると、参加者の意見を引き出しながら合意形成ができるため、会議での決定に対してチームの主体的な行動を促すことができます。

2. 経営管理の知識不足

以下のような課題を感じる方には、財務会計経営戦略の学びがおすすめです。

  • 「目標設定の根拠に不安がある」
  • 「数字の意味が分からない」
  • 「戦略的な視点がない」

財務会計は、企業の資金の流れや経営状況を数値で把握し、適切な意思決定を行うためのスキルです。決算書の読み方や予算管理の基礎を理解することで、データに基づいた判断が可能になります。さらに、経営視点で数値管理ができるようになり、より適切な目標設定ができるようになります。

経営戦略を身につけるためには、競争優位性を確立するための市場分析や競争戦略の理解が求められます。長期的な視点で企業の成長戦略を考えるためには、日々の情報収集に加え、マーケティングブランディングの考え方、ガバナンス企業倫理などの知識が役に立ちます。自社の強みを活かす戦略とあわせて、自部門での行動や業務を結び付けることができると、成果を出すための行動もチームで共有しやすくなります。

3. 意思決定の難しさ

以下のような課題を感じる方には、問題解決スキルを身につけるための学びがおすすめです。

  • 「どの選択が正解か分からない」
  • 「リスクを取るのが怖い」

問題解決スキルとは、物事を論理的に整理し、根拠をもって意思決定を行うスキルです。複雑な問題を分解し、体系的に分析することで、より正確な判断が可能になります。問題解決スキルを身につけることで、意思決定のスピードと精度が向上します。あらゆる選択肢を検討し、最大のメリット、最小のリスクで実行意義の高い選択肢を導く明確な判断基準を持つことができます。

4.ストレスマネジメント

業務量や責任も増えるからこそ、安定したパフォーマンスを発揮するためのストレスマネジメントが管理職には求められます。自身の心や体、行動を注視して、限界点に対する自身の状況を客観視できるようにしましょう。

例えば、「自分は睡眠不足が3日続くとケアレスミスをしやすい」ということを把握したとします。残業により睡眠不足の日が2日続いた際には、「そろそろ睡眠をとらなければ、パフォーマンスが落ちてしまう」と、予防策を取ることができます。

このように、自分の状態を知る「セルフモニタリング」を日常生活の中に取り入れることは、ストレスマネジメントの根幹と言えます。

【具体的な方法:日記をつける】
「最近感じていること」をノートに書き出し、「イライラ」や「食欲の低下」などストレス反応に当てはまる項目がどの程度あるかを見ることで、自分の状態を観察します。あわせて、考えうるストレスの原因なども記しておくと、自身のストレス傾向もつかめるようになります。

また、数値で捉えるために、自身の健康状態を100点中何点と表現するかなどの手法を取り入れてもいいでしょう。

まとめ

管理職の悩みを解決するためには、単一のスキルだけではなく、複数のスキルを組み合わせることが重要です。マネジメント、経営管理、問題解決など、幅広いスキルを習得することで、より柔軟に対応できるようになります。

もし、足りないスキルがあると感じた場合は、外部の研修やスクールなどを活用するのも一つの方法です。忙しい管理職だからこそ、理論と実践を組み合わせて、短期間で効率よく学ぶことが重要です。

大変なことも多いですが、適切なスキルを身につけながら、充実した管理職ライフを目指していきましょう。

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この記事の執筆者

ビジネス・ブレークスルー大学

BBT編集部
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