【今こそ身につけたい!超実践ビジネススキル2026 ❹】 ファイナンス力
2026年がスタートしました。
「周囲と同じことをしているだけでは差がつかない」場面が、確実に増えています。
そこで本シリーズでは、〈“ちょっと先を行く”ためにおさえておきたい超実践ビジネススキル〉を、元日から5日連続で紹介していきます。
4日目のテーマは、「ファイナンス力」です。
✅AI時代に、なぜファイナンスの重要性は「下がるどころか上がっている」のか
AIはビジネスの現場に深く浸透しました。
会計データの集計、レポート作成、簡易的な分析――
これらは、もはや特別なスキルがなくても、AIが瞬時にこなしてくれます。
では、ファイナンスの知識も「AIにお任せできるからとくに身につけなくても大丈夫」なのでしょうか。
答えは「No」です。
むしろ今、ファイナンスを理解している人とそうでない人の差は、以前より大きくなっています。
なぜならAIは、「数字を出すこと」は得意でも、「その数字が何を意味し、次に何をすべきか」を判断することはできないからです。
- なぜ利益が伸び悩んでいるのか
- なぜ売り上げは好調なのに資金繰りが苦しいのか
- この状態は、成長のための投資なのか、それとも危険信号なのか
こうした問いに答える力こそが、AI時代のビジネスパーソンに求められるファイナンススキルです。
✅ファイナンススキルとは、「数字を見る知識」だけではなく「経営を考えるための思考技術」
ファイナンスと聞くと、「専門的で難しい」「数字に強い人のもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですがビジネス・ブレークスルー(BBT)大学の科目「会計・簿記入門」で一貫して伝えられているのは、会計やファイナンスは“経営を理解するための道具”であるという考え方です。
決算書は、眺めているだけでは何も語ってくれません。ですが正しい視点で読み解けば、そこには
- ビジネスの強み/弱み
- 次に打つべき戦略のヒント
がすべて詰まっています。
✅まずはここから。たった3つの指標でわかる「会社の健康診断」
ファイナンスの入り口として「これだけは押さえておきたい」という実践ポイントがあります。
大体の会社の経営状態を把握するために見ておくべき指標は、たった3つです。
たった3つの指標で会社の状態が見えてくる
難しい計算式を覚えなくても、以下の3つの指標が「何を確かめるものなのか」を理解するだけで、数字の見え方は大きく変わります。
| 指標 | ひとことで言うと | ここを見る | これがわかる |
| 売上総利益率 (売上-原価) | 儲かりやすい 商売か? | 売上に対して どれくらい 利益が残るか | 商品・サービス そのものに 強みがあるか |
| 営業利益率 (売上総利益率-販管費等) | ムリなく 回っているか? | 売上に対して 最終的に どれだけ残るか | 経営や業務の やり方が 健全か |
| 流動比率 | お金は 足りているか? | すぐ使えるお金と すぐ支払うお金の バランス | 資金繰りに ムリがないか |
それぞれの数字から、どんなことを考えればいいのか
上記3つの指標について、「この数字を見て、何を考えればいいのか?」をもう一歩だけ掘り下げてみましょう。
✔売上総利益率 ― この会社は、そもそも“儲かる仕組み”を持っているか?
売上総利益率は、売上から原価を引いたあと、どれくらい利益が残っているかを見る指標です。この数字が高ければ
- 価格競争に巻き込まれにくい
- 独自の価値を提供できている
可能性があります。一方で低い場合は、
- 薄利多売の構造になっている
- 原価や仕入れに課題がある
といった仮説が立てられます。
👉「このビジネスは、構造的に儲かりやすいのか?」
まずは、ここを考えることがファイナンスの第一歩です。
✔営業利益率 ― 事業や組織は、無理なく回っているか?
営業利益率は、売上総利益率から人件費や広告費などのコストを差し引いたあと、どれだけ利益が残っているかを見る指標です。この数字が高ければ
- 業務の進め方が効率的
- 経営や管理がうまく機能している
と考えられます。逆に低い場合は、
- コストがかかりすぎている
- 成長のためにムリをしている
可能性もあります。
👉「頑張っているわりに、あまり残っていないのでは?」
そんな違和感に気づけるようになることが大切です。
✔流動比率 ― 明日・来月のお金は、本当に大丈夫か?
流動比率は、「短期間で使えるお金(流動資産)」と「短期間で支払わなければならないお金(流動負債)」のバランスを見る指標です。
ここで重要なのは、「黒字=安全」ではないという点。
利益が出ていても、
- 入金が遅れている
- 支払いが先にくる
といった状況では、資金繰りが苦しくなることがあります。
👉倒産の原因は、利益不足より“資金不足”であることの方が多い。
これは、ファイナンスを学ぶうえで必ず押さえておきたい視点です。
✅AI時代だからこそ、この3つを見る意味がある
AIを使えば、これらの指標は一瞬で計算できます。でもAIは、
- この数字をどう感じるか
- どこに違和感を持つか
までは教えてくれません。
- 「意外と儲かりにくいビジネスかもしれない」
- 「利益は出ているけれど、ちょっと危ないかも」
こうした”気づき”を持てるかどうかが、AI時代のファイナンススキルの差につながります。
この3つの指標は、数字に強くなくても、経営を考えるための入口に立てるとても重要なものなのです。
✅「会計・簿記入門」で身につくのは、数字を覚える力ではない
BBT大学の「会計・簿記入門」は、仕訳やルールを暗記する科目ではありません。
目指しているのは、数字を見て、考え、仮説を立てられるようになることです。
実在する企業の決算書を読み解くなど、実践的なワークを通して
- 想定された会話をなぞるのではなく
- 他の数字とつじつまが合っているか
- 経営のどんな判断が、この数字に表れているのか
といった視点を持てるようになることで、決算書は「よくわからない表」から経営を読み解くための資料へと変わっていきます。
決算書は、眺めているだけで何も見えてきません。
大切なのは、「この会社は大丈夫だろうか」「次に何をすべきだろうか」という問いをもって数字を見ることです。ファイナンススキルとは、正解を当てるのではなく、よりよい判断をするための思考技術なのです。
どんな職種や立場であっても、ビジネスに関わる以上、数字をまったく見ずに物事を判断することはできません。「ファイナンスをもっときちんと理解したい」「実務で使えるレベルになりたい」と感じたら、BBT大学での学びが次の一歩を支えてくれるはずです。
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まずは「自分の人生を、誰のせいにもせず自分でリードする力」がとても大切です。
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