【通信制大学の受験ガイド】入試や入学までの流れ・条件をわかりやすく解説
「高校を卒業したら、新しい形で学びたい」「自分のペースで大学の学位を取りたい」と考えている高校生の皆さん。進路の選択肢の一つとして「通信制大学」に興味を持つ人が増えています。
でも、いざ検討しようとすると、次のような漠然とした疑問が湧いてきませんか?
「通信制大学の入試って、一般の大学と何が違うの?」
「受験するための条件や、入学までの具体的な流れがよくわからない…」
この記事では、通信制大学への進学を検討している高校生や保護者の方に向けて、入学条件や出願までの一般的な流れ、そして知っておくと得をする「通信制ならではのユニークな入試・受講制度」をわかりやすく解説します。
【1】通信制大学の入試は難しい?全日制との違い
【2】通信制大学の基本的な入学条件
【3】通信制大学の一般的な入試の流れ
【4】通信制大学でよくある選考方法
【5】通信制大学ならではの特徴とは?
【6】BBT大学のユニークな入試・受講制度
【7】通信制大学を選ぶときのチェックポイント
【8】まとめ|自分に合った入試・受講スタイルを選ぼう!
【1】通信制大学の入試は難しい?全日制との違い

結論からいうと、多くの通信制大学では全日制大学のような学力試験中心の入試は実施していません。
そのため、高校卒業後すぐに進学する人だけでなく、社会人や主婦・主夫、定年後に学び直しを希望する人など、さまざまなバックグラウンドを持つ人が入学しています。
✅学力試験中心ではない
一般的な全日制大学では、共通テストや個別学力試験の結果が合否を大きく左右します。
一方で通信制大学では、「今どれだけ知識を持っているか」よりも、「これから学び続けられるか」が重視される傾向があります。そのため、筆記試験を課さず、書類選考のみで入学できる大学も少なくありません。
✅書類・志望理由書が重視される
通信制大学の先行では、志望理由書や自己紹介書などの提出が求められることがあります。
そこでは学力よりも
- なぜ大学で学びたいのか
- 学んだ内容を、将来どう活かしたいのか
- 仕事や生活と学習をどう両立するのか
といった点が確認されます。
✅「学びたい理由」が大切
通信制大学では、自ら学習を進める主体性が欠かせません。
そのため入試においても、「この大学で学びたい」という意欲や目的意識が重視されます。
学力に自信がない人でも、学ぶ目的が明確であれば十分にチャレンジできるのが通信制大学の特徴です。
【2】通信制大学の基本的な入学条件
通信制大学は幅広い年代の方に門戸が開かれていますが、大学として定められた入学資格を満たしている必要があります。
✅高卒・高認が基本条件
正科生として入学し、学士号(大学卒業資格)の取得を目指す場合は、一般的に次のいずれかを満たしていることが必要です。
- 高等学校を卒業している
- 高等学校卒業程度認定試験(高認)に合格している
- 12年以上の学校教育課程を修了している
- 大学側が認める同等の資格を有している
✅年齢制限はある?
多くの通信制大学には年齢制限はありません。
18歳の高校新卒者はもちろん、キャリアアップを念頭においた20~40代の社会人をはじめ、さまざまな経験を積み重ねセカンドキャリアに舵を切ることを考えているベテラン層、さらには定年後の学び直しを目的とした人など、幅広い年代の、さまざまなバックボーンを持った方々が学んでいます。
✅社会人や既卒でも受験できる?
もちろん可能。
むしろ通信制大学では、社会人学生が多数を占める場合もあります。
仕事や家庭と両立しながら学べる仕組みが整っているため、
- キャリアアップしたい
- 学士号を取得したい
- 転職や資格取得に活かしたい
- 新しい分野を学びたい
と、入学する人の目的もさまざまです。
【3】通信制大学の一般的な入試の流れ
通信制大学の入試は、全日制大学と比べると比較的シンプルです。
こちらでは、一般的な流れをご紹介します。
📍STEP1 情報収集(資料請求、オンライン説明会への参加など)
まずは気になる通信制大学の公式サイトをチェックしたり、大学案内のパンフレットや募集要項を取り寄せたりするなどして情報を集め、自分の学びたい分野や学習スタイルに合っているかを確認します。
また、多くの通信制大学では「オンライン説明会」や「個別相談会」を実施しています。
より具体的な学習内容や卒業生の体験談などをチェックしたい場合は有効な情報を得られるので、ぜひ参加してみてください。
📍STEP2 出願書類の準備
出願時には、おもに以下のような書類を提出します。
- 入学願書
- 志望理由書
- 高校が発行する調査書
- 卒業証明書
- 顔写真
- ほか、大学が指定する書類
大学によって必要書類は異なるので、募集要項を注意深く確認することが大切です。
なお、高校が発行する調査書など、取り寄せに日数がかかる書類もあるため、早めに準備を進めるのがベターです。
📍STEP3 選考・合格発表
提出書類をもとに選考が行われます。
面接や小論文を実施する大学も少なくありませんが、書類選考のみで合否が決まる大学もあります。
📍STEP4 入学手続き
合格後は、入学金や学費の納入、履修登録などの手続きを行います。
手続き完了後、いよいよ大学での学びがスタートします!
【4】通信制大学でよくある選考方法

【3】のSTEP3でも言及していますが、通信制大学では大学ごとに選考方法が異なります。
代表的な選考方法を見ていきましょう。
書類選考
もっとも一般的な方法です。
提出された願書や志望理由書などをもとに、学習意欲や入学目的が確認されます。
小論文・作文
一部の大学では小論文や作文を課す場合があります。
テーマに対して自分の考えを論理的にまとめる力が求められます。
面接
学習目的や将来の目標、学習継続への意欲などを確認するために面接を行う大学もあります。
オンライン面接を採用しているケースも増えています。
通信制大学の大きな特徴のひとつが、学力試験を課さない大学が多いことです。
そのため大学受験から長く離れている社会人でも挑戦しやすいのですが、代わりに「これから何を学びたいのか」「将来どんな自分になりたいのか」という熱意や、自ら考える力(思考力)などが重視されます。
【5】通信制大学ならではの特徴とは?
✅自分のペースで学べる
通信制大学では、仕事や家庭と両立しながら学習を進められます。
自分のライフスタイルに合わせて学習計画を立てられる点は大きな魅力です。
✅オンライン中心で通学負担が少ない
近年はオンライン完結型の大学も増えています。
場所を選ばず学べるため、地方在住者や海外在住者でも学習しやすい環境が整っています。
✅社会人学生も多い
通信制大学には、多様な経験を持つ学生が集まります。
異業種の社会人や起業家、子育て中の方などとの交流は、新たな視点や刺激につながるでしょう。
【6】BBT大学のユニークな入試・受講制度

ひと口に「通信制大学」といっても、入試制度や学習スタイルは大学によって大きくことなります。
なかでも日本初の経営学の学士号が取得できる通信制大学であるBBT大学は、「学ぶ意欲」と「将来への可能性」を重視した独自の制度を採用しています。
✅特徴①:「思考力」や「熱意」を見る選考
BBT大学では、知識量を問う学力試験ではなく、提出書類や面接などを通じて、学習への意欲や将来の目標、考える力を重視した選考を行っています。
「なぜ学びたいのか」
「大学で何を実現したいのか」
といった目的意識を大切にしているため、大学受験から長いブランクがある社会人でも挑戦しやすい入試制度となっています。
また、外国人や多様な経験を持つ学生が集まることも、BBT大学の特徴のひとつです。
✅特徴②:入学前から学べる「単科受講制度」
「大学の授業についていけるか不安」
「まずは自分に合う学習スタイルか試してみたい」
そんな方にぜひ知ってほしいのが、入学前に大学の授業を先んじて受けられる「単科受講(科目等履修生)」という制度です。
まずは気軽に学びをスタートし、そのあとに本格的な大学進学を検討できるため、経済的な負担や心理的なハードルを下げながらチャレンジできる点も魅力。
「いきなり大学入学は不安」という方にとって、段階的に学びをスタートできる仕組みは大きな安心材料となります。
さらに、「4月の入学を待たずに、今すぐ学びをスタートさせたい」という人にもぴったり。
実は学習面だけでなく「費用面」でも非常に大きなお得(特典)があります。
詳しくは次の項目で解説します。
✅特徴③ 単位修得で入学金が返還される特典
「単科受講」でテストや課題に合格して修得した単位は、正式に入学した際、卒業に必要な単位としてそのまま認定されるため、学習スケジュールにゆとりがうまれます。
さらにうれしいのが「正科入学特典」。
単科受講で修得した単位数に応じて、正式入学後に「入学金から費用が返還される」という仕組みです。
具体的には、1単位につき42,000円が返還され、8単位以上修得していれば、入学金全額(315,000円)が返還されます。
「入試を受けて一発勝負で入学する」だけでなく、こうした制度を使って「実質的な費用負担を抑えながら、お試しで学び、グラデーションをつけて大学生になっていく」という道を選べるという柔軟性があるのが魅力です。
【7】通信制大学を選ぶときのチェックポイント
通信制大学は、それぞれ教育方針や学習委スタイルが異なるため、「どこも同じ」と考えて選んでしまうと、入学後に後悔する可能性があります。
ここでは、自分に合った通信制大学を選ぶために確認しておきたいポイントをご紹介します。
✅学びたい分野があるか
まず重要なのは、自分が学びたい内容を選べるかどうかです。
経営、IT、心理学、教育、福祉など、通信制大学によって強みとする分野は異なります。
将来のキャリアや資格取得の目的も踏まえながら、自分の興味や目標にあったカリキュラムが用意されているか確認しましょう。
✅インプット中心?双方向型?学び方の違い
通信制大学はオンライン学習を中心に授業を行っています。
ですが「オンライン授業」といっても、学び方のスタイルは大学によって大きく異なります。
例えば、講義動画を視聴しながら知識を身につけることを中心とする大学もあれば、オンライン上で学生同士がディスカッションを行ったりグループワークに取り組んだりするなど、双方向の学びを重視する大学もあります。
動画視聴を中心とした学習は、自分のペースで進めやすいことがメリットです。
一方で、ディスカッションやグループワークを取り入れた授業では、多様な価値観や経験を持つ学生との対話を通じて、新たな気づきや学びを得ることができます。また、自分の考えを言語化して発信する機会が増えるため、知識の習得だけでなく、思考力や実践力を養いやすい点も特徴です。
通信制大学を選ぶ際は、オンラインだからこそ「どのような学び方ができるか」という視点で比較してみることをおすすめします。
知識のインプットを重視したいのか、それとも対話や実践を通じて学びを深めたいのかによって、自分に合った大学は変わってくるでしょう。
【8】まとめ|自分に合った入試・受講スタイルを選ぼう!
通信制大学の受験は、一般的な全日制の入試のような「受験勉強のプレッシャー」は少ないものの、計画的な書類準備や、自分なりの目的意識が大切になります。
また、BBT大学のようにユニークな選考方式を用意していたり、入学前から「単科」で単位を先取りでき、さらにそれが費用面でもプラスになったりと、高校生の皆さんの状況に合わせた多様な選択肢が用意されています。
まずは気になる大学の情報を集め、自分にとっていちばんスムーズでワクワクする進学のカタチを見つけてみてくださいね。
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