『構想力を持ち、突破する力とは』BBT大学の入学式で大前研一学長からのメッセージ

4/6(土)、BBT大学の2024年春期の入学式が開催されました。今年も、東京の会場とオンラインを繋いだハイブリッドな入学式となりました。国内外から多様なバックグラウンドを持つ学生を迎え、いよいよ新学期のスタートです。

BBT大学経営学部のグローバル経営学科とデジタルビジネスデザイン学科に入学した学生の平均年齢は「31.1歳」、なかでも20代の方が37％と最多となりました。男女比率は、男性が「61%」女性が「39％」となりました。

以下に、今回の入学式で学長 大前研一、並びに経営学部長 大原達朗が述べた祝辞の一部を要約して紹介します。

AI時代で答えを導くには、集団IQがカギを握る／学長 大前研一

BBT大学はサイバーでの学び舎ですが、AirCampusを通じて集団IQが高まる仕組みが2010年の開校当初から備わっています。本学で集団IQを高め、さらに足りなければAIを通じて世界中のIQを使う――そのような講義スタイルになっています。これまでの日本の学校生活では、先生に従い、「答え」を聞くことが当たり前だったと思いますが、BBT大学は違います。教育方針に「教えない大学」として掲げている通り、答えは自分で見つけてください。まずは自分で考え、集団IQを高め合い、答えを導く。これが本学での学び方です。シンギュラリティ（自律的な人工知能が人間の知性を上回るという仮説）も起こりかねないと言われている今。ただ流れに流されるのではなく、0から1を生み出す「構想力」を鍛え、ぜひ自分で新しい社会を生き抜く力を手に入れてください。

構想を実現するための突破力とは／経営学部長 大原達朗

学長も強調されていた通り、構想力は非常に重要な要素です。さらに、構想の先にはそれを実現に導くための「突破力」が不可欠です。構想を持つだけでは成果を生み出すことはできません。構想があれば、それを具現化するための行動が不可欠です。そして、そのためには適切なリソースを確保する必要があります。一人でできることには限界がありますから、実行力を持った仲間や人材が重要です。その中でも、私はBBT大学がその一翼を担う存在だと考えています。学長や他の教員の方々から、様々な構想や関連する知見・経験をシェアしていただきます。それらを元に皆さんがアイデアを生み出し、行動に移し、課題を克服していく。このアプローチこそ、私たちが目指すものです。共に努力していきましょう。

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