『公務員から、起業へ。経営学を基礎からしっかり学び直したかった。』BBT大学卒業生 前田 祐司さんインタビュー
100%オンラインで経営学士の資格を取れる日本初の大学であるビジネス・ブレークスルー大学(所在地:東京都千代田区、学長:大前研一、以下BBT大学)で、グローバル経営学科を卒業した前田 祐司さんにインタビューを行いました。
在学中に、自身がデザインする家具を製造販売する会社を立ち上げる。
清水:前田さんお久しぶりです。自己紹介をお願いします!
前田:グローバル経営学科卒業生の前田です。千葉県市原市出身。趣味はラグビー、競技歴は17年。タックルして自分の顎を骨折した経験あり…。
清水:えっ、痛そう…(汗)ラグビー歴長いですねぇ。私は前田さんといえばクラウドファンディングのイメージも強いんですが。
前田:BBT大学在学中にクラウドファンディングを活用して、自身がデザインする家具を製造販売する会社を2016年に立ち上げました。
清水:「noashi」ですよね。板さえあれば誰にでも簡単にテーブルや椅子などが作れるDIY家具の。
前田:そうですそうです。昨年からはBBT大学の同級生とフィリピン人を主とする外国人人材を派遣する事業も行っています。
清水:活動の幅がどんどん広がっていますね。改めて、BBT大学に入学された経緯をお聞かせいただけますか?
前田:公務員時代に、新卒からぬるま湯につかり切っていては成長できないと感じていました。何をしていいかわからず手に取ったのが、大前研一学長著の『やりたいことは全部やれ!』(講談社文庫) 。これがきっかけとなりBBT大学に入学しました。
清水:脱公務員から起業へ至ったんですもんね。BBTに入学したのは28歳の頃でしたっけ。
前田:はい。もともと理系だったので、学んだことのない経営学を一から学びたいと思い、大学院ではなく大学に入学しました。卒業後は起業してみたいなと、なんとなく思っていましたね。
起業し、事業をつくり進める上で特に役立った3つの授業。
清水:そうだったんですね!起業をする上で特に役立った科目ってありましたか?
前田:はい、すぐ思い浮かぶのは谷中 修吾先生の『マーケティング基礎』、堤 孝志先生の『リーン事業創造実践』、清水 達也先生の『コミュニケーション実践』。これらの授業が特に事業をつくって進めていく上でとても役に立っています。
清水:具体的にはどんなところが…?
前田:アイデアを形にして誰かに見せるときは、『マーケティング基礎』で行ったリーフレットを作っていますし、事業をスタートさせるときは、『リーン事業創造実践』の考えを反映させています。そして事業を売り込むときには『コミュニケーション実践』を頭に入れながら売り込んでいます。
清水:めちゃめちゃ具体的じゃないですか…(感激)
前田:(笑)
清水:実践に活かされているお話が聞けて嬉しいです。そういえば、最近また新たな活動を始めたという噂も聞きましたが。
前田:はい、新たな「夏の名所」を作ろうとしています。
清水:夏の名所!?
前田:地元の養老渓谷で今ある自然豊かな資源を活かして面白いことができないか模索していたら「石神菜の花畑の運営」にたどり着きまして。
清水:ふむふむ…
前田:小湊鐵道沿線に「菜の花エリア」があるんですが、今そこに、多くの観光客が押し寄せています。深刻な過疎化が進む地域で地元ボランティアで運営しているこのエリアを持続可能な場所にしようと地元企業の小湊鐡道と千葉銀行が協力の元、クラウドファンディングを実施しています。
清水:素敵ですね!…って、すごい。もう147%も達成してるじゃないですか。(2022年5月19日現在)
前田:おかげさまで沢山の方にご支援をいただきました。今後もさらに活動の規模を広げられたと思っています。
清水:ぜひご興味のある方はこちらからチェックしていただければと!
前田:私たちの活動にご賛同いただける方々からの温かいご支援をお待ちしております。
BBT大学は、最新の事例や最先端で活動する教授陣の教えを学ぶことができる。
清水:では最後に、BBT大学を検討中の方へメッセージをいただけますか?
前田:YouTube等によって様々な学びが自由にできる現在において、自己投資として経営学を基礎からしっかり学び直したいという方にお勧めです。変化が速い世の中においても、最新の事例や最先端で活動する教授陣の教えを学ぶことができます。また、卒業後も卒業生のネットワークや教授の方々からサポートを受けることができるのもポイントです。私も卒業してからも卒業生からなるBIC(BBTビジネスインキュベーションセンター)で事業の相談に乗っていただいています。
清水:前田さん、ありがとうございました!今後のご活躍も教員・スタッフ一同応援しております!
科目履修のご案内
今回、前田さんが履修した科目「マーケティング基礎」「リーン事業創造実践」は、入学せずとも1科目から短期間で学ぶことができる「単科生制度」で学ぶことが可能です。具体的な科目や内容については、こちらのページで詳しく紹介しています。
マーケティング基礎(担当:谷中修吾教授)
本科目は、顧客のニーズに基づく価値を提供して対価を得るというマーケティングの基本的な枠組みを体感的に学び、「今すぐ現場で実践できるマーケティングの力」を身に付けられるよう構成されています。0から1を生み出すビジネスプロデューサー目線で講義と演習を行い、ロジカルな思考とクリエイティブな思考を組み合わせた実践型マーケティングを体得します。
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リーン事業創造実践(担当:堤 孝志講師)
本科目は新規事業を立ち上げるリーンスタートアップで鍵となる経営手法「顧客開発モデル」を小さな実験を繰り返しながら体得することを目的としています。全8回は、講義で学んだ理論をグループワークで実践する形で進め、チームで仮説を作成し、実験をおこない検証します。検証結果に対して講師がフィードバックを行い、さらに仮説と検証を実施しながら、このサイクルを通じてリーン事業創造を体験として学んでいきます。
>> 単科生制度の詳細はこちら