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​​​​​​満足度100%。経営者の思考が身につく科目「RTOCS演習」とは?BBT大学で学ぶと、仕事も日常も、見える世界がこんなに変わる。

ビジネス・ブレークスルー大学(以下、BBT大学)では、2023年4月から「RTOCS演習」の科目が開講します。3年次から履修が可能となる本科目は、BBT大学の科目の中でも満足度100%を誇る人気の高い授業となっています。しかしながら、科目のコンセプトを聞くとどうしても「難易度が高そう…」という学生からの声も。そこで今回は、実際本当にそうなのか?を探るべく、学びの進め方やボリューム感、履修した学生の声はもちろん、最終的にどのような力が得られるのかなど、科目担当の塩沢にインタビューを行いました。

BBT大学の集大成を飾る科目の一つ「RTOCS演習」では、一体何が学べる?

清水:今回は、BBT大学の集大成を飾る科目の一つと言っても過言ではない「RTOCS演習」について科目担当の塩沢さんに伺いたいと思います。

塩沢:宜しくお願いします!

清水:ちなみにこの科目、BBT大学の中でもぶっちぎりに満足度が高い科目なんですよね。

「RTOCS演習」満足度アンケート結果(n=35)
回答者:2021年~2022年春・秋期 履修生

塩沢:はい。ありがたいことに、毎回履修した学生からは高い評価をいただいています。

清水:まず、「RTOCS演習」という科目について教えて下さい。どんなことを学ぶ科目なのでしょうか。

塩沢:RTOCS(アールトックス)とは、Real Time Online Case Studyの略で、「もし自分が○○の経営者だったら」と仮定し、現状分析をしながら将来像を予測し、今後の具体的な打ち手を1週間で考えるというものです。

清水:教科書に載っているような過去の事例ではなく、まさに今私たちが日々の生活の中で目にするような企業の「現在進行形」のテーマを取り扱うということですよね。過去に取り上げたテーマ(企業)はどんなものがありますか?

塩沢:JTB、メルカリ、小学館、タカラトミー、UUUM、ニトリホールディングス、成城石井、ダイキン工業、味の素、出前館、朝日新聞社…などなど数えきれないですね。

清水:どれも我々にとって馴染みのある企業かつ業界も多種多様ですね。

塩沢:そうですね。これら企業の経営者の視点を持って、今の経営状況を分析し、現代の世の中に合うようにどう経営を変えていくべきかを考えるというのが醍醐味の科目ですね。

清水:コンセプトだけ聞くと確かに実践的ですし、「役立ちそう」「鍛えられそう」と思う一方で、めちゃくちゃ難易度が高そう…とも思ってしまいましたが…。

塩沢:確かにこの科目を取って、いきなり初日から「全部やりなさい!」と言われたら、きっと誰も太刀打ちできないですよね(笑)

清水:えっ、違うんですか?

3つのフェーズを5カ月間で学ぶから力が付く。これまでの学びをフルに活かす場としても。

塩沢:「RTOCS演習」は5ヵ月間で学ぶ科目ですが、学びのステップを3つのフェーズに分け、着実にアウトプットできるよう構成されているんです。

清水:集大成と聞いたので、これをノーヒントで全部自分でやるのかと思っていました…!

塩沢:いえいえ、さすがにそんなことはしないので!安心してください(笑)

清水:ちなみに3つのフェーズとはどんな内容なんでしょうか?

塩沢:大きく分けるとこんな感じですね。

  • フェーズ1:企業の本質的な課題がどこにあるのかを考える
  • フェーズ2:解決策は何か、打ち手のところまでを考える
  • フェーズ3:考えた打ち手をどうやって人を巻き込んで成していくのかを考える

清水:なるほど、一気にイメージが膨らみました。

塩沢:「RTOCS演習」は3年次から受けられる科目ですが、考えをまとめる上で市場分析、競合分析、財務分析なども行うので、3年次までに履修する「財務会計」の知識や「マーケティング基礎」で学んだような内容が役立ちます。問題解決の手順については「問題解決基礎1~3」でやっているので、ここでも応用として活きてきますね。

清水:まさに学んだ知識を総動員してアウトプットする感じですね?

塩沢:はい。「RTOCS演習」が集大成を飾る科目の一つと言われるのはそのためですね。

清水:なるほど…でも、それでもまだ、自分がこれまでの学びを総動員できるのか不安なのですが…。

塩沢:清水さん、もしかして…自分ひとりで課題に取り組む科目だと思っていませんか?

清水:えっ、違うんですか?!

塩沢:「RTOCS演習」は、分析や調査まで全部自力で行うというよりも、学生同士が手分けして情報収集をし、それをAirCampusの中で持ち寄って「みんなで考える」のが特徴なんですよ。

みんなで考えるから面白い。学生同士で助け合いながら、講師の力も借りて「集合知」を高めていく。

清水:そうなんですか…。具体的にどんな感じで進んでいくのでしょうか?

塩沢:週の初めにお題が出ると、各自が企業情報や四季報などを見てAirCampusのディスカッションフォーラムに投稿していくんです。「過去の業績はここに載ってたよ」「このデータが役に立つかもしれない」「〇〇の情報を集めてみました」という具合に。

清水:おおお…仲間がいるのは心強い…。まさにBBT大学ならではの「集合知」ですね。

塩沢:フォーラムの中には講師もいますので、適宜サポートしてくれますし、気になることはいつでも相談できます。毎週提出する課題にもコメントをつけてくれますよ。

清水:なんだかもう個人作業ではなくグループワークみたいな感じですね。

塩沢:そうなんです。情報を交換したりする中でも必然的にディスカッションが行われていくので、一人一人だんだんと自分なりの考えや方向性が見えてきます。それがだいたい週の後半ですね。最終的にはWordやPowerPoint等に考えをまとめて作成し、アップロードして提出完了です。

清水:なるほどなるほど…。

塩沢:ちなみに、フェーズ1~3の最初には「ライブ講義」もやりますよ。

清水:「ライブ講義」とは?

塩沢:Zoomを使ってリアルタイムで講義を行うことを「ライブ講義」と言います。特定講師2名から解説を受けられるんですが、フェーズ2の時は、フェーズ1での学生たちのディスカッションを見た総括もしてくれます。

清水:日程が合わず参加が出来なかった場合は録画でも見れますか?

塩沢:もちろんです。「今期の学生の皆さんはこういう傾向があるので、こういうところに力を入れた方がいいですね」なんてアドバイスももらえるので、客観的に自分たちの思考パターンやディスカッションの改善ポイントも分かります。

清水:なるほど。それはありがたいですね。

塩沢:毎週日曜の20時には、学生たちが取り組んだ課題と同じテーマについて大前研一学長が「自分ならどう考えるか」を「大前ライブ(※)」で配信してくれますので、そこで総括するイメージですね。

※大前ライブとは…ビジネス・ブレークスルーの代表も務める世界的な経営コンサルタントの大前研一が、マクロな経済情勢や企業経営をテーマに、毎週2時間お送りする番組

清水:学長が「〇〇の経営者だったらどうするか」という、一つの回答例が見れるということですね。

業界地図が頭に入った、社長と話せるようになった、役職が上がった、という学生の声も。

清水:ちなみに、冒頭であった満足度の高さに付随して、この科目を学んだ学生はどんな変化があったと話されていますか?

塩沢:社会人学生の方は、「いろんな業界を取り扱うので、業界地図が頭に入る」と仰っていましたね。「RTOCS演習」をやる前は自分が働いている会社の業界くらいしか分からなかったけれど、分析や調査を繰り返すことで自然と「各業界のどこの企業が、どこの部分で優れているのか」が分かるようになったと。

清水:それはすごい。

塩沢:各業界の企業ランキングが頭に入っているので、新聞やニュースで「大きな業界再編があった」なんて記事を読むと、「この〇〇社が変わると、他の会社はこうなるんじゃ?」というような、影響範囲まで想像できるようになるとも仰っていましたね。

清水:まさにそれって、経営者が考える思考ですね。

塩沢:経営者視点が身についたからこそ、自分の会社の社長と話せるようになったという方もいましたね。それを機に役職が上がった方や、社員の意見を聞きたいときに自分を呼んでくれるようになったという方も。

清水:社員がそういう人だったら経営者も心強いですよね。専業学生(※)はいかがですか?

(※)専業学生とは…社会人を経験せずに、他大学からの編入や高校卒業後(浪人含む)そのまま当大学に入学した学生を指す

塩沢:「いろんな業界を学べたので、就職活動で役立った」という声を聞きますね。通常、大学生の場合BtoB(※)でしか事業展開をしていない会社は知らないことが多いですが、そういう会社のことも知ることができ、就職先の候補がぐんと広がったと。

(※) BtoBとは…Business to Businessの略称で、企業同士のビジネスを指す

清水:BBT大学で学んでいると、社会人との交流も多いですし、日頃から必然とそういった情報に触れられるのもよりリアルで勉強になりますよね。経営者からすれば、こんな子が新卒で自分の会社に入ってきてくれたら頼もしいと思うでしょうね。

せっかくBBT大学に入学したのなら、「RTOCS演習」で集大成を飾ろう。

塩沢:毎週課題が出され、1週間で提出するという短いスパンでのアウトプットは、誰もがはじめから完璧にできるわけではありません。でも、ここで「筋力」をつけると決められた期日までにアタリをつけて実行する力がかなり養われると思います。

清水:ある意味で、物事を考える際の着眼点とか、スピーディに取り組む姿勢といった、要領や度胸も身につきそうですね。

塩沢:5ヵ月間で18~19ケースを取り扱い、うち6割の提出が必要な科目です。もちろん、他の科目も提出物がありますし、今回はここまでしかできませんでした、ということもあると思いますが、70%の出来で提出したとしても提出数にはカウントされますし、評価はもらえます。

清水:なるほど、まずは出すことが大事ですね。6割なら頑張れそうかも…。最終試験はどんなものなんでしょう?

塩沢:フェーズ1~3で提出した課題の中から、一番自分が良くできたと思うもの提出します。

清水:えっ…そうなんですか。制限時間内に課題を解く!とかではないんですね。そこはホッとしました(笑)

塩沢:はい(笑)後から中身を変えることはできないので、そこだけ注意するくらいですね。

清水:正直、「RTOCS演習」ってなんとなくレベルの高そうなイメージを持っていましたが、3年次までに学んできた科目の総括や力試しができると思ったら、多くの方に受けて欲しい科目だなと思いました。

塩沢:はい。BBT大学でしか学べない要素が多分に詰まったユニークな科目ですので、そんなに気負わず、まずは受けに来てみてほしいです。ぜひ学生生活の集大成として、楽しく一緒に学びましょう!

清水:塩沢さん、ありがとうございました!

科目履修のご案内

「RTOCS演習」を学ぶ前に履修するBBT大学の科目「財務会計」「マーケティング基礎」「問題解決基礎1」「問題解決基礎2」「問題解決基礎3」は、入学せずとも1科目から短期間で学ぶことができる「単科生制度」での受講が可能です。具体的な科目や内容については、こちらのページで詳しく紹介しています。

財務会計(担当:大原達朗教授)
本科目は、自分自身で財務諸表を読みこなし、その会社に就職してよいのか、投資をしてよいのか、などの意思決定を自分で責任をもってできるようになることを目的とします。
>> 単科生制度の詳細はこちら

マーケティング基礎(担当:谷中修吾教授)
本科目は、顧客のニーズに基づく価値を提供して対価を得るというマーケティングの基本的な枠組みを体感的に学び、「今すぐ現場で実践できるマーケティングの力」を身に付けられるよう構成されています。0から1を生み出すビジネスプロデューサー目線で講義と演習を行い、ロジカルな思考とクリエイティブな思考を組み合わせた実践型マーケティングを体得します。
>> 単科生制度の詳細はこちら

問題解決基礎1(担当:冨岡武准教授)
本科目は、仕事や人生の問題解決に役立つ「思考方法(手順と型)」と「実行方法(27のドリル)」の両面を学びます。
>> 単科生制度の詳細はこちら

問題解決基礎2(担当:後藤治 客員教授、久野雅志 客員教授)
本科目は、問題を発見・解決し、前例のない環境のなかで新しい道を切り拓くことのできる思考力と、それを可能にする基本的な態度の習得を目指します。
>> 単科生制度の詳細はこちら

問題解決基礎3(担当:後藤治 客員教授、久野雅志 客員教授)
本科目は、経営者の視点を意識しながら、経営改革や事業戦略プロジェクトのリーダーとして問題解決を実践していく力の習得を目指します。経営者の高い視点と、プロジェクト実務の視点から、現実的かつ有効な問題解決のあり方を探究します。
>> 単科生制度の詳細はこちら

BBT大学ではオンライン説明会も開催しています

BBT大学にご関心をお寄せいただいた皆様には、定期的にオンライン説明会や個別相談会を開催しています。こちらのページから、お気軽にお申し込みください。

ご質問や不明な点は お気軽に下記までご連絡ください。

ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 入学相談室
Mail:bbtuinfo@ohmae.ac.jp
TEL:0120-970-021(平日 月~金:9:30-18:00)

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