「こどもプロテイン」で偏食の悩みを解決！ ～起業に挑戦するママさん学生にインタビュー～

ビジネス・ブレークスルー大学（以下、BBT大学）在学生の、畠山睦実さんが、こどもプロテインという新市場を切り開くクラウドファンディングを実施していることから、背景にある思いをインタビューさせていただきました。ご自身の経験からビジネスアイデアを形にするまでに、大学をどのように活用したのかについてもお話しいただいています。
（文中には畠山さんが取り組まれているクラウドファンディングの紹介もあります。ぜひご覧ください）

畠山さんがBBT大学に出会ったのは、とある大学で生物学を専攻していた折。課外活動にもアクティブに参加している中、同学年のご友人が大学院への進学や研究職を目指している様子をみて、「自分は同じキャリアを歩みたいか」立ち止まって考えていたときに、WEB広告でBBTを知り、心が動いたとお話しくださっています。

BBT在籍歴は7年目。人生の中の大事な時期に経験する一つ一つに向き合い、感じたことや吸収したことを、この度の「ママキュア 完全栄養こどもプロテイン」開発・販売というかたちで同じ悩みを持つ人たちのためのビジネスにつなげています。

「ママキュア 完全栄養こどもプロテイン」は3月1日からクラウドファンディングを開始します。本記事では、製作の背景やリリースに至るまでの畠山さんのストーリーをお届けします。

◆ 現役ママ・パパが抱える子どもの食事の悩みにさよなら！

筆者　：
今回の「ママキュア 完全栄養こどもプロテイン」を思い立ったきっかけを聞かせてください。

畠山さん：
私には今2歳の息子がいるのですが、1歳を過ぎた頃から、パン以外何も食べなくなったんです。栄養バランスの偏りが気になり、ネット検索で見つけた解決策は全部試してみましたし、小児科医や地域の栄養士さんにも相談をしました。でも、何をしても思うような効果はなく、心身ともに疲れてしまいました。

子育て中は本来、幸せいっぱいで過ごせる貴重な時間のはずなのに、実際ママたちの心は悩みや不安でいっぱいです。そこで、1つずつ子育ての壁を壊していくことで、「日本中のママ・パパがイキイキと輝いて子育てできる社会」を作りたいと考えるようになりました。その第一歩として「子供の偏食」という問題に切り込むことにしました。

筆者 ：
畠山さんのご経験に基づく情熱が伝わってきます。

畠山さん：
息子はパンしか食べなかったので、パンに全部の栄養を詰め込もう！と考えてプロジェクトをはじめました。実際にパンを試作したり、子どもの偏食に悩む他のママ・パパの話を聞いたり、類似商品を分析したりする中で、子どもの栄養バランスの偏りを解決するのに、プロテインというアイデアに行きつきました。

◆ 起業したい人におすすめ　～BBT大学の使い方～

筆者 ：
畠山さんのこの事業は、卒業論文としても取り組まれているんですよね。

畠山さん：
BBT大学の卒業論文は、実際に経営者をされている講師と1:1で壁打ちをしながら進めていくので、好きなだけアドバイスをもらえるんですよね。並行履修している「幸せ視点のイノベーション（斉藤徹講師）」も、ビジネスアイデアをつくることがゴールになっており、受講生同士で意見交換をすることがあります。私の卒論のアイデアについてもフィードバックをもらったりしています。

筆者 ：
なぜ自分がそれをするのか、どうやって形にするのかという軸と、市場の「ファクト」に基づいているのか、何度も話し合うからこそ洗練されていくのでしょうね。起業したい人ほど、学費の範囲内でこんなに壁打ちできるのはお得とおっしゃいますね(笑)

畠山さん：
そう思います(笑) すでに何度も起業を経験している人が一緒に考えてくれるというのは嬉しいです。20年、30年と長く愛されるビジネスを創るには、自分と深く向き合って、自分だから熱量を持って本気でやりたいことを見つけていくことが重要だと学びました。これから新事業を始める時の道筋の立て方やマインドセットも学べました。

卒論の担当教員を決めるときには、教務スタッフと私がやりたいことや卒業時のイメージなどをZoomで相談し、適切な担当教員を紹介してもらいました。

出産を控えて学習を続けられるか不安だと教務スタッフに相談したこともありましたが、子育ての大変さを理解しつつ、自分のための学びを続ける工夫などを提案し続けてくれました。例えば、実際に子供がいながら学びをされてきた教務スタッフさんに「子どもを抱えながら英会話やZOOMをしてもいいよ」と言われたことで本当に背中を押してもらえました。これがなければBBTは辞めていたと思います。本当に感謝しています。

大学での学びは短期のプログラムではないからこそ、人生のさまざまなライフイベントを経て身の周りの環境も変わっていきます。それでも一人ひとりが「やりたいことをやり切る」ために寄り添ってくれるスタッフがいることは、BBTの魅力だと思っています。

◆ 今回のクラファンで達成したいこと

筆者 ：
今回のクラウドファンディングで、「ママキュア　完全栄養こどもプロテイン」は実質はじめての売り出しとなるのでしょうか。

畠山さん：
はい。いただいた資金は、今後の商品開発やイベント開催などに充てさせていただきます。

プロテインは長く愛される商品になると思っています。ただ、それだけにとらわれず、ビジョンに従って日本中のママ・パパが子育ての中で感じる「壁」を壊していくための活動をしていきたいと思っています。

「幸せ視点のイノベーション」からも学んだことですが、ママキュアは人とのご縁をとても大切にしていて、今回のプロテインも LINE オープンチャットで一般のママ・パパたちに直接意見を聞きながら作ってきました。これからもビジョンに従って、ママ・パパたちの求めることに真摯に向き合い、共感の力で自然と輪が広がっていくことを願っています。

筆者 ：
これからも応援しています！

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